金投資ってどうやって始めるの?金投資の方法をご紹介!
こんにちは、資産運用投資メディア「IG」です!
前回は金投資の基礎知識についてご紹介しました。
ひとことで「金投資」といっても、実はさまざまな種類があります。
金投資で利益を上げるためには、それぞれの特徴を理解し、自分に合った投資方法を選択することが重要です。
「金投資にはどんな種類があるの?」
「金投資ってどうやって始めるの?」
そんな方に、今回の記事では金投資の種類とそれぞれの始め方について解説します!
金投資の種類と始め方
金投資にはどのようなものがあるのか、それぞれどうやって始めるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
・金地金(きんじがね)、金貨
金投資といえば「金の延べ棒」や「金貨」を買って、売る時まで金庫に大切にしまっておく、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
「金地金」は一般的に金の延べ棒として知られており、「インゴット」や「バー」とも呼ばれます。
サイズは業者によって異なりますが、5g、10g、20g、50g、100g、200g、300g、500g、1kgなどが一般的です。
人気サイズである100gのゴールドバーの価格は、2023年2月時点で861,600円程度となっています。
また「金貨」はオーストリア造幣局が発行する「ウィーン金貨ハーモニー」やカナダ王室造幣局が発表する「メイプルリーフ金貨」などがあります。
たとえば1オンスの金貨は29万円程度で購入でき、そのデザインの美しさからコレクターも少なくありません。
金地金は地金商や商社、金属メーカーなどで、金貨は宝飾店やデパートなどで購入できます。
金地金や金貨は、自宅での保管のほか、銀行などの貸金庫や販売業者の保護預かりなどを利用することもできます。
・純金積立
純金積立とは、継続的に毎月一定額の金を購入する投資方法です。
毎月1万円など金額を決めて購入する「定額積立」と、1グラムなど数量を決めて購入する「定量積立」があります。
売却時の額が大きければ利益が出るもので、数年単位の長期でじっくりと積み立てる人が多い傾向があります。
純金積立サービスに対応している証券会社や地金商で、純金積立口座を開設することで、手軽に少額から始められるため初心者向きといえるでしょう。
・金ETF
「金ETF」とは、金価格に連動するように設計されたETFのことです。
「ETF(上場投資信託)」は「日経平均株価」など特定の指数に連動する投資信託のことで、証券取引所で売買できる金融商品です。
金ETFの価格は金価格に連動することを目指しており、金価格の変動によって損益が左右されます。
証券会社に口座を開設し、金ETFを購入するだけで始めることができるため、こちらも初心者向きといえるでしょう。
・金鉱株
「金鉱株」とは、金の鉱山の権利を持っている会社の株式のことです。
証券会社に口座を開設し、金鉱株を購入することで、金鉱株投資を始めることができます。
国内の金鉱株としては「三菱マテリアル(5711)」や「住友金属鉱山(5713)」、外国の金鉱株は「アングロゴールド・アシャンティ(AU)」や「バリック・ゴールド(GOLD)」などが有名です。
金価格以外に企業業績にも影響を受けるため、利益を出すためには株価の値動きを見極め、売買のタイミングを適切に図れる技術が重要といえるでしょう。
・金先物取引
「先物取引」とは、先に価格を決めておき、あとで物の受け渡しをする取引のことで、「金先物取引」は、先物取引で発生する金の売買差額を利用して利益を得るものです。
個人投資家は実際に物の受け渡しはせず、約束した権利を決済して放棄することで取引を完了します。
商品先物取引のなかで、「金先物」は「原油先物」と並んで多くの投資家に取引されており、特に「ニューヨーク商品取引所(COMEX)」で取引されている「NY金先物」は、世界の金先物の指標にもなっているほど有名です。
金先物取引は、証券会社や商品先物会社で、商品先物取引の口座を開設すれば始めることができます。
「買い」と「売り」のどちらからでも取引を始めることができ、少ない投資で大きな利益を狙うことができる一方、失敗すれば損失も大きくなるので、利益を出すためには正しい知識やスキルが重要といえるでしょう。
まとめ
金投資の種類と、その始め方について解説しました。
長期的にじっくりと資産を増やす「金地金」や「純金積立」から、金価格や株価の値動きを実感できる「金ETF」や「金鉱株」、そして短期間で大きな利益を狙うハイレバレッジな「金先物取引」まで、金投資にはさまざまな種類があります。
どのくらいの期間で資産を増やしたいのか、どの程度のリスクを許容できるのかなどを考え、自分に合った投資方法を選択することが重要です。
また、金投資を始めるにあたり、事前にそのメリットとデメリットを正しく理解しておくことも欠かせません。
次回は金投資のメリットとデメリットについて解説しますので、そちらもご覧ください!
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