ペローナ構築論
こんにちは早川です。
ペローナ構築論を掲載します。
まだ環境初期ですがプロキシカードで事前に練習してできたものですのでぜひご覧ください。
デッキ採用理由
ゲッコーモリアが強い
環境初期から大暴れの予想だったゲッコーモリアが予想通りリーダー、キャラともに環境に食い込み、ヤマト、サカズキ、モリアが大多数を占める環境初期の今、この3リーダーに勝てることが絶対条件となりました。
各リーダーをここで解説する必要があります。
ヤマト
ダブルアタックのリーダーとしては初で、リーダー主体で攻めていくパターンと、9ヤマトなどの採用でもものすけと菊之丞でライフを増やして戦うコントロール寄りの構築が見られます。
とはいえこのリーダーの真髄はダブルアタックではなく、緑、黄色のワの国のリーダーな点です。もものすけでのサーチ、菊之丞やもものすけへの安定の繋がりでかつての緑のリーダー、黄色リーダーに匹敵する安定したデッキになっている点にこそ真価があります。
しかしこのリーダーは個人的にはあまり重要視していません。
比較すべきはエネルとカタクリです。
エネルの終盤の耐久性とヤマトを比べて、エネルの方が後半に優れているのは明らかでしょう。ヤマトのダブルアタックという能力は耐久性とフィットするかどうかは疑問が残ります。
であればカタクリのように攻めの込んだ戦法で戦えるかと聞かれればそれも微妙です。
カタクリでないリーダーを採用するならば、
背理的には10マムが入れられないという欠点を凌ぐほどの利点が必要となります。
加えてライフ1枚差、すなわち一度攻撃を止めて1枚カードを引くだけのメリットを越えるメリットをリーダーが持っていなければなりません。
もちろん、ヤマトの2ドン付与の能力にその分のメリットがあるという一考もあります。
しかし10マムが出せないデメリットを他のメリットで越えることができるかは疑問が残ります。
エネルが強いと思われた時代にもカタクリはいましたし、実際愛知チャンピオンシップで優勝したのはカタクリですから、カタクリを見下してはいけません。
可逆的にはヤマトも黄色のリーダーとしてある程度の需要は残るはずですが、カタクリ、エネルと並ぶという認識で、5弾環境のカタクリやエネルほどの頭数に落ち着くと思います。
サカズキ
6弾でも政権獲得なるか、サカズキです。
サカズキの強みは以前のnoteに記載したのでその部分の一部抜粋ですが、
「全体的にコストの下がったサカズキが環境に台頭するようになり、
かつての課題であったウタのような5000ラインの並ぶデッキやアグロに対し、かつてミホークなど高コストのバウンスキャラが不用でしたが、ヒナの採用やコビーの採用により低コストを手軽に取れ、大型キャラもコストを下げて対応できるようになりました。
以前のリーダー効果でのドローに依存していた形から、組み合わせでどうにでもなる形への変化により、応用力が高くなったことで、すべてのデッキにある程度5分以上を取るという非常に理に適ったもので、かつての有利対面では確実にとるというデッキではなくなったのです。
したがって相手はレベッカなど大量のブロッカーと後半の大型への対応が求められ、紫ルフィで押せ押せ、なんて時代が幕を閉じかけています。」
実際にチャンピオンシップでは3大会のうち2大会で優勝したデッキですのでその強さはお墨付きと言って問題ないでしょう。
6弾環境でサカズキが政権を維持できるかは6段のカードに依存します。
期待すべきはこの3枚でしょう。特に上2枚はサカズキを握っていけるという運営の意図を感じます。かつてのニューゲート最強時代のように最強で居続ける可能性が見えます。
ただし気をつけるべきなのはかつてのニューゲートでのイゾウとは少しだけ話が違うという点です。
イゾウを引きに依存していたニューゲートを安定させた立役者とすれば、
たしぎは引きが悪いサカズキをより安定させる補助カードです。
サカズキは元々リーダーの特性上、「事故が起きない」デッキというコンセプトだからです。
とはいえ、たしぎが圧倒的は補助カードなのは確かですし、入れない理由がないので圧倒的な強さを誇ります。
天叢雲剣
このカードが示しているのは「甘い展開では全て除去される」という意思表示と
「ルッチの引きに依存した勝負にならない」という実力の洗練されたサカズキの台頭です。
かつてのサカズキの欠点はルッチを引ける時と引けない時で除去性能に差があった点です。
それがたしぎのサーチでほぼ確実になったという点に魅力があります。
かつ、ルッチは4ドンのターンに3枚のトラッシュが必要なので、後攻ならば1ターン目に大噴火の発動、またはカウンターの発動が求められましたが、それがないのも評価できます。
トリガーは有効に使える場合があまり思いつきませんが、それでも強いカードだと評価できます。
猛虎は多分強くないです。
ボルサリーノを立てた方が強いのであくまで5枚目以降のボルサリーノというイメージです。
ゲッコーモリア
このリーダー効果は一弾環境のリーダードフラミンゴが比較対象です。
どちらも3コストが必要な点は同じですが、
ドフラミンゴは手札が減らず、ゲッコーモリアは1枚の手札を消費します。
ただしゲッコーモリアはトラッシュが範囲なのでミスという概念がありません。
また、ホグバック、ペローナ、アブサロムがくばられているので対象も十分です。
ドフラミンゴの七武海ではあまり強いカードが配られなかったのでその比較もしています。加えて黒のカードプールが使えるのは最近のレベッカやヒナなどが使えてその時点で有効です。
そしてゲッコーモリアが使えます。
8コストで9000と4コストキャラクターと2コストキャラクターを並べるというコスパの良さ、加えてホグバックを出せば手札が一枚増えるという隠れ効果が付与されています。
予想通りといえば予想通りなのですが、今回の環境はサカズキvsゲッコーモリア多面展開vs黄色のトリガーたっぷりの戦いです。
宣伝ではないのですがまだエースやれますので前の記事もぜひ見ていってください。笑
さて!リーダー評価は以上です。
これらに勝てるリーダータイプは以下です。
ある程度キャラの展開ができるか、またはKO耐性がある
逆にこちらが除去がある程度できて攻撃を通しにいける(遠回しにエースのことです)
自分が好きなデッキは攻撃型でそこそこの除去ができるデッキなので、ペローナが当てはまりました。というか効果がめっちゃ強いです。
例えばなのですが、
9コストキャラ
↓
アイスエイジ
↓
ペローナ効果でレスト
↓
リューマかドレークでKO
4コストキャラ
↓
ペローナ効果でレスト
↓
アタック(手札を減らすかKOされる)
え、これ強いですよね?
サカズキにKOされると思うじゃないですか、
こっち墓地リソースだから蘇生します。
ゲッコーモリアデッキなので。
ゲッコーモリア、キャラその1、その2をサカズキならきっと除去できると思います。
かつてウタはそのときにカードを3枚切っていました。ペローナはモリアしか出してないので1枚です。旨み成分大きいですよね?
といった感じのことが言いたいです。
前置きが長くなりました、デッキ紹介と採用理由に移ります。
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