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家族が成年後見人になることができるのか?なった場合のメリット・デメリットを解説

成年後見制度は、本人の判断能力が衰えたときに別の人に財産を管理・運用してもらえる制度として注目されています。

家族が成年後見人になることができるのかや、成年後見人になった場合のメリット・デメリットなどはあまり知られていないのが実情です。


家族が成年後見人を務めるメリットは、以下の2つです。まず、家族は本人をよく知っているため、本人にとって安心感があります。

家族による身上保護や財産管理は、専門家よりも安心感を与えることが多いです。また、家族が成年後見人を務める場合、報酬を支払う必要がないため、費用を抑えることができます。

一方、家族が成年後見人を務めるデメリットは、以下の2つです。

まず、手続きや業務が煩雑です。法定後見制度では家庭裁判所に申し立てを行い、診断書や財産目録の作成などが必要です。任意後見制度でも手間と費用がかかります。また、家族が成年後見人の場合、着服や横領の危険性があります。親族同士だと信頼関係から緊張が緩み、財産を不正に利用するケースが多く報告されています。

専門家が成年後見人に選任された場合でも危険性はありますが、家族による不正の報告が圧倒的に多いです。

詳しい内容はこちらの記事からご確認ください。


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