見出し画像

開催報告:学校で活かすコーチング(次世代ファミリーコーチング)

次世代ファミリーコーチング、認定コーチのやひちゃんです。
先日、世田谷区の桜木中学校にて、「学校で活かすコーチング~生徒の自主性を育むためにいま教師にできること~」を開催しました。

学校の先生方が、ティーチングという従来の手法に加え、コーチングを意識して使えるようになった先の未来を想像し、ワクワクが止まりませんでした。このような「コーチングを体感いただく」時間をもっと増やしていきたい!と思ったので、実際に行った内容含め、気付きをまとめます。


学校で活かすコーチング

~生徒の自主性を育むためにいま教師にできること~

今回は世田谷区の中学校29校の、中学校教育研究会生活指導部の先生方約40名に向けて、上記のタイトルで80分ほど、お話をさせていただきました。

ファシリテーターは次世代ファミリーコーチング マスタートレーナーのたまちゃん

ワークを入れての80分はあっという間でしたが、みなさん積極的にワークにご参加いただき、ご発表や質問もいただき、盛会でした。

コーチングとは

「コーチングを知っている方?」
と伺ったところ、7-8割の先生方が手を挙がりましたが、

「コーチングを受けたことがある方?」
と伺ったところ、今回はいらっしゃいませんでした。

音は聞いたことがあるし、興味関心はある。けど、あまり知らないコーチングを、体感から学んでいただけるよう、進めていきました。

自己紹介

次世代ファミリーコーチングのビジョンカードを用いて、自己紹介を実施。自己紹介は慣れているけど、「カードを用いての自己紹介ははじめて」と声が聞かれる中、カードを直感で選んでいただき、いまの気持ちをお話いただきました。

ビジョンカード:「直感」で選んでいただきました!

・カードがあることで話しやすかった
・慣れないけどカードに助けられた
・カードの話で盛り上がった
みなさん聞くだけでなく、お話いただいたことで、場の空気もほぐれました。そして、さすが先生方!どのグループも笑い声が絶えず、時間になっても話が終わらない盛り上がりでした。

学校でコーチングを活かす

なぜ今の時代にコーチングなのか、時代の変化や、家族の在り方の変化から、世の中が変わっているので個人への関わり方も多様に変わる必要があることをお伝えしていきました。そして、ティーチングのプロである先生方だからこそ、コーチングという関わり方を「プラス」することで、生徒の自主性を育み、より良い関わりが出来ることをお伝えしていきました。

自主性を育む3つのコツ

次世代ファミリーコーチングで大切にしている「HOP、STEP、JUMP!」を生徒の自主性を育む3つのコツとしてお伝えしました。
まずは「愛情のたる」を満たすことの大切さから。
愛情を満たすためにも、どのような言葉選びをすると良いか、次世代ファミリーコーチングでもお伝えしている具体的な例もお伝えしながら、進めていきます。
先生方のメモが止まりません。

愛情のたるワーク

愛情のたるの大切さをお伝えした上で、体感いただくためのワークを実施しました。
今回は、「自分のよいところ」を伝えるワークを実施。
ご自身の良いことろを考え、自己開示していただきつつ、今日たまたまご一緒しているグループメンバーからも「〇〇さん、こういう良いところがありそうですよね!」と褒め褒めのフィードバックをもらいました。

・自分の良いところがたくさんありすぎて絞り切れなかった
・普段口にすることがない自分の良いところを探すきっかけになった
・お互いに良いところに目を向けて話をしたことで温かい気持ちになった

お互いに「愛情のたる」を満たし合ったことで、さらに場の空気が明るくなりました。

未来イメトレワーク

最後のワークはファシリテーターをきみちゃんにバトンタッチして実施。
3年後の最高にハッピーな未来を、カードを用いて話してもらいました。

次世代ファミリーコーチング マスタートレーナーのきみちゃん

2回目のカード選びということで、先ほどより直感的にカードを選ぶ方が多かったのも印象的でした。

仕事のこと、趣味のこと、家族のこと、みなさんが描いていた3年後の未来はそれぞれでしたが、「最高にハッピー」を思い描き、さらにそれを聞き役の方が短い質問で聞いてくれることで、大いに盛り上がっていました。

・幸せな気持ちになりました
・3人ともハッピーな方向が似ていて、盛り上がった
・気持ちよくなり、思わず話をしてしまった

みなさん、話すことの楽しさも感じていただきつつ、聞き役として短い質問で聞く練習をいただいたことで、どんな質問をしたら相手が気持ち良く話をしてくれるか、気付きが広がった様子でした。
また、最後に「一言で言うと?」と聞くことで、たくさん話をしていたハッピーな未来がギュギュっと一言で凝縮され、ご自分のキーワードとしてお持ち帰りいただけたのではないかと思います。

アクションプラン、感想

本日お伝えしたことを振り返りつつ、改めて自主性を育む3つのコツを個別面談に活かす具体例をお伝えしました。
具体的な事例をお伝えすると、先生方のメモが止まらなくなる!

今日体感いただいたことを、日々の生徒指導や教室の中で使える!と具体的なイメージを膨らませていただきながら、終了の時間となりました。

・学校で子どもに実践したい
・3ステップを念頭において指導にあたりたい
・自分のやりたいことが明確になった

などなど、たくさんの感想をいただきました!

日頃生徒と向き合っている先生方だからこそ、コミュニケーションにおいては日々葛藤や悩みも多い。コーチングコミュニケーションを学んだことで、さっそく明日から使ってみるとのお声が出たこと、とても嬉しく思います。

価値観が多様化しているいまだからこその、コーチングのコミュニケーションが求められていること、実際に次世代の子どもたちと関わる際に必要なスキルであることを、再確認しました。

ぜひ、日々の生活の中で取り入れていただきながら、うまくいくこともうまくいかないこともあると思いますが、トライアンドエラーを繰り返していっていただきたいと思います。

最後に

次世代ファミリーコーチングでは、組織開発で蓄積したノウハウを、家庭や地域のチームづくりに応用した、コーチングプログラムを提供しています。今回の中学校の先生向けだけでなく、小学校の先生向け、保育士向け、お教室の先生向け、保護者向け、など、様々なシーンで活用いただけるコーチングプログラムをご提供可能です。
ぜひ気になった方は、次世代ファミリーコーチングの公式ホームページより、お問合せください。
次世代ファミリーコーチング | 子どもを想う人が学べるコーチングカリキュラムです (familytc.co.jp)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?