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悪用厳禁!!相手に『YES』と言わせる「説得術」とは?

今回紹介するのは、ロンドン大学の脳神経学者、ターリ・シャーロット博士の著書(事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学)です。


脳神経科学の文献研究をもとにした内容で、人の心の性質について述べた後、人間を説得するのに必要なのはなんなのかについて書かれています。


これを知っておくだけで、
相手を説得するときの手間が格段に減るので、覚えておかない方が損です💦

①事実では人を説得できない

様々なデータから
 「相手を説得する場合に、公平な事実を与えたとしても
  人間は意見を変えないことが多い
」ということが証明されました。

これは
・自分の意見に有利な事実
・自分の意見に不利な事実
 がある場合に、有利な方を取ってしまうんですね。


 特に賢い人ほど不利な意見の反論を思いつきやすいため、自分の意見に固執する傾向にあるようです。

②まずは感情・心情を同期させること

本来人は、外敵から逃れ安全に生きていくための構造として、人間の脳は新しいことを拒否するように出来ています。


 しかし、自分の見た経験や自分で探して得た情報は脳の警戒心が下がり、積極的に受け入れようとしてしまう傾向にあるのです!

よって
  ☆相手がイメージしやすい内容で例を出す!
  ☆相手が賛成しやすい情報を最初に出すこと!


  相手の信じていることに反するところから入るのはNGです。まずは警戒を解くところからです。

③不安の影響・安心の影響

また、人間の心理として、人間は不安な時は行動しなくなります
 これは相手の行動を止めさせる方向に説得したい場合は、不安を煽り、デメリットを提示することで、思いとどまらせることが出来ます。

 行動させたい時→安心させる
 行動を止めさせたい時→不安にさせる

 の法則を覚えておきましょう。

④コントロール感(主体性)を持たせる

人間は何かをコントロールしていると思いたい傾向にあります。
  下手に出つつも相手に選ばせることで説得力が上がるのです。


どんなに良い条件であっても、それを押し付けてはいけません

人は自分がコントロールできていると感じる場合に幸福感を得る

ことを知っておきましょう。


⑤好奇心を刺激する

人間の脳はネガティブな情報から離れようとする傾向にあります。


 逆に「なんだろう」と思ってしまうフレーズが有効で、自分が予測できる内容と提示されたものにギャップがある場合反応してしまいます。

情報の一部分をぼかしたり強調したりして好奇心を刺激しましょう。
参考になるのはYoutubeで再生数が急上昇している動画のタイトルやサムネイルです。 


  相手の好奇心を刺激する言い回しやキャッチフレーズを知っておきましょうね。

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私も見返したくなくらい「有益」な」情報です。ふと立ち戻って再確認するくらい重要なのでここにまとめておきますね。