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【続日本100名城スタンプ】145.興国寺城

続日本100名城のスタンプを押しに、2022年7月に静岡県しずおかけん沼津市ぬまづし興国寺城こうこくじじょうに行きましたのでご紹介します。

※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。


スタンプ設置場所の情報

興国寺城の続日本100名城スタンプは屋外の穂見神社ほみじんじゃ境内に設置されており、入場料は不要です。興国寺城近くの浮島うきしま地区センターにも設置されているようです。

  • 穂見神社境内(興国寺城跡本丸内説明板横)

    • アクセス

      • JR東海道本線 沼津駅から「東根古屋ねごや」バス停下車

      • JR東海道本線 原駅から「東根古屋」バス停下車

      • 「東根古屋」バス停から徒歩5分

      • JR東海道本線 原駅から徒歩40分

    • 開館時間

      • 24時間(無人)

    • 入館料

      • 無料

  • 浮島地区センター(浮島市民窓口事務所)

    • アクセス

      • JR東海道本線 沼津駅から「平沼」バス停下車

      • JR東海道本線 原駅から「平沼中」バス停下車

    • 開館時間

      • 9:00 ~ 21:00

    • 休館日

      • 12月29日 ~ 1月3日

スタンプまでの道のり

今回はJR東海道本線の原駅から出発しました。原駅もしくは沼津駅からバスを使うのが早いですが、今回はバスの時間が合わず、原駅から徒歩で興国寺城へ向かいました。

原駅

原駅から北へ進み、県道163号線を東へ進むと、県道165号線の興国寺城通りに出ました。この興国寺城通りをまっすぐ北へ進めば興国寺城跡です。

興国寺城通り

興国寺城通りを進むと国道1号線の沼津バイパスにぶつかりますが、歩道橋がありましたので信号待ちもなく便利でした。原駅から興国寺城跡までは平坦で傾斜もなく歩きやすかったです。

国道1号線に跨る原歩道橋

興国寺城通りを行き止まりまで進むと丁字路となり、「興国寺城跡整備計画図」の看板が見えました。興国寺城跡はまだまだ整備中のようです。

興国寺城跡整備計画図

丁字路から東側の方に入口があり、興国寺城跡へ進めました。

興国寺城跡へ行く道

道を歩いていると「駿州興国寺城」の旗が立てられていました。

駿州興国寺城の旗

スタンプ設置場所の紹介

興国寺城跡を進んでいくと、穂見神社がありました。このあたりが興国寺城の本丸跡のようです。

穂見神社

穂見神社の右側には、興国寺城跡の案内板がありました。

興国寺城跡案内板

案内板には興国寺城跡のパンフレットと続日本100名城スタンプがありました。

興国寺城跡パンフレットと続日本100名城スタンプ

続日本100名城スタンプはケースの中に設置してありました。スタンプ台のインクが乾いてしまうので、扱いに注意してスタンプを押しました。

続日本100名城スタンプ(穂見神社境内)
興国寺城 続日本100名城スタンプ

興国寺城について

スタンプが押せたので、興国寺城跡を巡ってみました。本丸跡から一番高い位置にある伝天守台まではすぐなので、30分もあれば全体を巡れるかと思います。

本丸跡から天守台までの階段

興国寺城は、戦国時代に北条氏の祖である北条早雲(伊勢新九郎盛時いせしんくろうもりとき)により、旗揚げの城として築城された平山城です。本丸跡の穂見神社境内には、初代城主である北条早雲碑がありました。

初代城主 北条早雲碑

本丸跡から伝天守台まで登っていくと途中に「本丸土塁」の案内が。本丸から見てかなりの高さまで盛り土してあるようです。

本丸土塁

更に進むと「天守台石垣」がありました。伝天守台のあたりが比較的建物の遺構が残っているようでした。

天守台石垣

本丸跡から5~10分ほどで「伝天守台」に到着しました。見晴らしは良いですが、特に建物感はありませんでした。北側は東海道新幹線の線路があり、時折新幹線が走っているのが見えました。

伝天守台
伝天守台から見た興国寺城跡

伝天守台の北側には、かなり深い「大空堀からぼり」があり、伝天守台から堀の底までかなりの高低差がありました。山城だとこういった空堀はよくありますね。

伝天守台から見た大空堀
下から見た大空堀

興国寺城跡は現在も発掘調査中なので、また新しい発見があるのを期待したいです。

伝西櫓台から見た街並み

まとめ

今回は静岡県沼津市の興国寺城と続日本100名城スタンプについてご紹介しました。

  • 最寄駅:JR東海道本線 原駅

  • 移動:原駅より徒歩40分

  • スタンプ設置:穂見神社境内(興国寺城跡)

  • 城跡:興国寺城跡(スタンプ設置場所)

原駅は東海道宿場町の原宿があった場所であり、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」と称えられた白隠禅師はくいんぜんじにゆかりがあり、歴史的にも名所が多いようです。

白隠禅師誕生地
白隠禅師が住職をつとめた松陰寺

また、白隠禅師の名を冠した「白隠正宗」を醸造する高嶋酒造があり、酒造に使用される湧き水が水汲み場として提供されています。白隠正宗も以前飲みましたが美味しかったですね。

高嶋酒造
高嶋酒造の水汲み場

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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