【日本100名城スタンプ】28.小諸城
日本100名城スタンプを押しに、2023年9月に長野県小諸市の小諸城へ行きましたのでご紹介します。
※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。
スタンプ設置場所の情報
日本100名城スタンプは懐古園三の門そばの徴古館にあります。徴古館の入館には入館料が必要ですが、スタンプは受付の手前にあるので、入館しなくてもスタンプ押下できます。
徴古館
アクセス
しなの鉄道/JR小海線 小諸駅から徒歩5分
入館料
懐古園共通券:500円
開館時間
4月~11月:9:00 ~ 17:00
12月~3月:9:00 ~ 16:00
休館日
12月~3月第2水曜:毎週水曜日
12月29日 ~ 1月3日
スタンプまでの道のり
今回は小諸駅から小諸城へ向かいました。青春18きっぷの時期でしたので、小淵沢駅からJR小海線に乗ってきました。
小諸駅を出て左へ行くと、小諸城跡である懐古園近道の陸橋がありました。
陸橋を渡ると、懐古園がある線路の南側に出ました。陸橋といえども門構えが立派でした。
陸橋を出てまっすぐ行くと、左手に徳川秀忠公の憩石がありました。慶長5年(1600)、38,000の徳川本隊が関ヶ原へ従軍中、つまり第二次上田合戦で小諸を本陣とした際にお座りになった石とのことです。
憩石を過ぎると、「懐古園」と書かれた小諸城三の門が左手にありました。三の門は江戸時代から残る遺構で、「懐古園」の字は徳川宗家の徳川家達の筆だそうです。現在は懐古園の入口となっています。
スタンプ設置場所の紹介
小諸城の三の門を抜けると、懐古園の料金所があり、その手前に日本100名城スタンプが設置されている「徴古館」があります。
入口には、日本100名城スタンプ設置場所の案内がありました。
徴古館の見学は入館料が必要ですが、日本100名城スタンプは受付の手前にあり、スタンプ押下だけであれば入館料は不要です。
スタンプのデザインは、小諸城三の門のようです。櫓門の形を見るに、三の門の裏側(懐古園側)のようです。
小諸城について
スタンプが押せたので、懐古園を含めて小諸城を巡ってみました。懐古園は小諸城跡を整備した公園で、入場料を払って見学できます。
小諸城は、戦国時代に武田信玄によって築城されたとされる平山城です。豊臣秀吉の小田原征伐後、仙石秀久により改修され、石垣や天守が整備されました。懐古園でも、大きな石が積まれた豪快な石垣が見られました。
小諸城の二の丸は、第二次上田合戦時に徳川秀忠公が本陣を敷いたとされます。何も残っていませんが少し広めの曲輪です。
小諸城の本丸は、懐古神社となっています。石垣はありますが、建物の遺構はありません。
境内には、武田信玄の軍師だった山本勘助が愛用したとされる鏡石があります。表面がピカピカで、確かに鏡のように使用できそうです。
本丸の横には天守台跡が残っています。石垣は長く連なっていて、高さも十分で立派な石垣となっています。
他にも、小諸城本丸の周りには地獄谷と呼ばれる深い谷があり、空堀として利用されていました。谷からはかなりの断崖絶壁に見え、攻め手の身になると絶望感を感じます。
懐古園から線路の反対側には、復元された小諸城大手門があります。小諸城は、大手門から三の門までの間を線路で分断された形になっているため、大手門が線路の反対側にあります。
小諸城の大手門の櫓門上部は展示室になっており、時間帯によって見学できるようです。私が訪れた際は夕方だったので閉まっていました。
まとめ
今回は長野県小諸市の小諸城と日本100名城スタンプについてご紹介しました。
最寄駅:しなの鉄道/JR小海線 小諸駅
移動:小諸駅から徒歩5分
スタンプ設置:徴古館
城跡:小諸城址懐古園(スタンプ設置場所)
小諸城は、小諸駅が線路で分断している関係で駅からは近く、日本100名城スタンプも比較的押しやすいかと思います。
小諸城の遺構は各地にあるようで、小諸市内にある「光岳寺」には、小諸城足柄門が山門として使用されています。廃城時に、遺構が山門などで移築されている例は多いみたいなので、遺構探ししてみるのも楽しいかもしれません。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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