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自然の脅威

皆さんこんにちは!しゅーせーです!
今回は9月16.17.18日の期間、自然環境リテラシー学 尾鷲回Bプランで2泊3日シーカヤックをしてすごすつもりでした...

まさかの台風

今回の自然環境リテラシー学では尾鷲の方に行き、シーカヤックをしながら寝泊まりをするはずでしたが、まさかの台風...
尾鷲の予定が、鳥羽の的矢湾へと変更になりました。
しかし、台風の影響が心配💦💦



1日目

出艇

前日までは「やばい。」とか「明日シーカヤック漕げるのかな。」と思っていたのですが、まさかの快晴!!
思っていたよりも、天気に恵まれていました。
しかし、天気が良すぎて「嵐の前の静けさ」とはこのことかと改めて実感しました。
いざ出艇!!
初めは久しぶりのカヤックということでカヤックがグラグラする感覚がありました。しかし、何度もカヤックを漕いでいたのですぐ海の波になれることが出来ました。
まず、隣の岸辺へと移動
風は弱いものの海に出てみると潮の流れによっていつもより流されていると感じました。ここで考えたことは風の強さと潮の流れの速さは必ずしも比例するとは限らないことです。今までの自然環境学リテラシー学の実習では風が強いときは潮の流れも速いことが多くありました。なので、自分の中では比例関係にあると考えていました。しかし、今回の実習では天候は穏やかでも、海の状況は穏やかでは無い!ということにびっくりでした。

沖へと移動!
隣の岸辺でも潮の影響を受けていたのですが漕ぎ進めるうちにだんだんと「海の脅威」を知ることになります。最初の方は「あ、今日は潮の流れが速いな。」と感じるくらいでした。なので、今日も楽しいカヤックになると思ってました。この時は...
気分がルンルンなまま漕いでいくと時間が経つ事に風が吹いてきました。それと同時に海にうねりが見え始めました。そのうねりはだんだんと大きくなっていき、先導のカヤックが見えなくなるほど大きなうねりになりました。カヤックのコントロールが難しく体力が削られていきます。うねりに対して少しでも垂直ではなくなるとカヤックが横になろうとして、カヤックが言うことを聞いてくれません。でも、うねりがあったからこそ楽しいこともありました。それはサーフィンのような体験が出来たことです!うまく漕いでうねりに乗るとサーフィンのように波に乗ることが出来ました。これはとても楽しかったです!
うねりの中を漕ぎ続けて休憩できる浜を発見しました。そこにカヤックを置き、休憩時間となりました。
ビーチバレーボールが登場!
みんなでビーチバレーをしました。今年の夏は海に行って遊ぶことがなかったのでとても夏を感じた瞬間になりました。
次は汽水域へとGO!!
汽水域に着くと、普通の海とは違い浅い場所が多く、植生が変化していると感じました。マングローブのような木が生えていたり、水が海より綺麗であることなど汽水域ならではの事がありました。新たな発見ばかりで海とはまた違う楽しさがありました!!
その後はヘトヘトになりながら拠点の場所へとうねりの中を漕いで帰りました。

テント立て

次の日は台風14号が接近するということでテントやタープが飛ばないように砂袋に石を入れ固定する作業をしました。砂袋の配置場所を決めてテントを立て、もやい結びでテントを繋げることができ安心して眠れると思いました。

プロカヤッカー柴田さん

今回の実習では世界中をカヤックで旅をして、現在はalgaforestでカヤックのガイドとして活動されている柴田丈広さんの講義がありました。講義では世界中の旅で撮った数多くの写真の紹介があり世界中をカヤックで旅をしたような感覚になりました。他にも柴田さんの同僚の話やカヤックを漕ぐにあたって1番重要であることなど1時間であったにもかかわらず、多くの知識を得ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

まとめ

今回の実習では台風の影響で場所の変更があり、さらに1泊2日と短縮された日程でしたが、2泊3日過ごしたぐらいの充実感がありました。夕ご飯の後に先輩方と夜更かしをして話したことも夏のいい思い出となりました。実際に海に出てみて感じ考えたことやテントを立てる作業、柴田さんの講義など非常に濃い1日を過ごすことが出来ました。潮の流れや風の影響など今後の実習でも活かせるような知識を得たので、この知識を活かしつつ、新たな発見を見つけ自然を楽しめるようにしたいと思います。この夏最後にとてもいい思い出が出来ました。

皆さん、読んでいただきありがとうございました!!


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