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4/30 ようやく青春らしくなってきたぞ

 一昨日、大学の文芸部に入ることにした。
 詳細は省くが、経緯としては授業で名も知らない後輩とディスカッションのようなことを行った際に文芸部をオススメされたからだ。別にその子たちが強制したわけでもない。これは「機会」だと思ったのだ。
 高校生の頃、ずっと文芸部に入ってみたかった自分がいた。だけど、本も碌に読まないような稚拙な物書きには入部以前に見学すら恐ろしくてかなわなかった。それに、母校の文芸部は人間関係が最悪らしいことを図書館で盗み聞きしてたから、猶更行くのを躊躇した。大学に入ってからもコロナでオンライン授業期間が長かったから、サークル活動に手を伸ばす機会を逃していた。だからこそ、今回後輩に持ち掛けられた話は良い「機会」だと考えた。近頃の私はまったく創作が捗っていないので、一度創作者たちの中に身を投じることで身を引き締めるべきだ。
 幸いこのクラブには強制的なイベントもないらしく、部長も私より年下なのでプレッシャーも少なくてぴったりなんじゃないかな。大学生活も後半戦に差し掛かってから唐突に文芸部に入ったが、ここでちょっとでも創作に力を入れられたらいいな。
 また、後輩に「この授業とこの授業とこの授業で同じですよ~!」と言われてビビった。よく見てるねって返したら「だって先輩は特殊な人枠ですから」と後輩複数人で首肯し合っていた。私って特殊枠なんだ、これでもうまく人間に擬態してるつもりなんだけどな。人間としては変わってるって嬉しいけれども。以上。

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