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12/27 C101告知&制作にあたっての所感

 今回はC101の告知と所感について語るぞ。
 




 C101の1日目東フ-47a「ふぁるシのヌシ」にて『スロウスタート』一之瀬花名と百地たまてメインの二次創作ラノベ『DREAMS COME TRUE!!』を頒布する予定。

 ラノベと書いたけど、一般的にラノベに属している作品はストーリーの要所ようしょに挿絵が挿入されている。本書は正式な出版物とは違い、挿絵は入れていない。ラノベの定義って人それぞれだし、一概に出版社や内容で決めていいものではない。桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は富士見ミステリー文庫で一般的なラノベとして初版を版行したが、のちに様々な界隈まで反響が届き、その影響からか当書籍は角川文庫が大衆化して新しく刊行したという。それには富士見ミステリー文庫に存在した表紙も、挿絵も、一切取り払っているのである。それは別に悪いことではないが、当時の私としては「小説とラノベの差異ってなんなんだろうな」とちょっと考えさせられた。



 さて、あまり創作の話とかしないから何を話せばいいかあまり分からないが、取り敢えずここからは売り出すもの頒布物の制作時の感想をひとつずつ話していこうかな。
 まず、今回のメインである『DREAMS COME TRUE!!』について。
 私の初同人誌、いわば処女作である。以前に宵月ありすさん主催のスローループ合同の第一弾同人誌『SLOW TRIP』に拙作を寄稿させていただいたことはある。拙作はPixivに再録があるので、宣伝がてら貼付しておく。


 まだ頒布していないので、作者から内容の主観な感想を発言することは避けたいと思う。とにかく、今言えることは、もっと早くから取り掛かればよかった。それに尽きる。金欠なくせに印刷会社に入稿したのはギリギリだったし、締切前日の徹夜脳で校正作業が完璧かいまいちよく分かってないまま脱稿ということにしたし。まあ、わずかな成功も多大なる失敗も全部ひっくるめて今回した経験であると受け取っておいて次に進もうさね。
 私が印刷を依頼した会社は株式会社ブロスさんである。締切から版行までのスパンが短く、文庫本の作成も可だったので「いつもギリギリで生きていたい私にはこれだ!」と会社を決めた憶えがある。私は同人誌を作るのは初で、どこがどういうサービスでやっているかを知らないのだが、ブロスさんは入稿したあとのケアがしっかりしていた。寝ていない頭脳のまま「表紙の塗り足しがわかんな~い! もう自棄だこれで入稿しちゃえ!!」と表紙のデータを転送したのだが、後日電話で不必要(余計に料金が発生してしまう)サービスの除外や塗り足しの相談、更には本文にて問題が発生しそうな箇所まで話してくれたのである。めちゃくちゃたすかった。電話切ったあと「ありがてぇ~~!!」って道端で叫んだ。
 これは案件でもなんでもないが、もしオススメの印刷所を聞かれたら、私はブロスさんを紹介するだろう。

 さてお次。
 スケブである。これは本当にやっていいのか分からなくて怖い。いいのかな。なにが心配かというと、それはもちろん私の力量である。

 これは各サイトに掲載した、今まで描いてきた落描きをまとめたものなのだが、こんな絵で100円ももらおうとしている。”烏滸がましい”が文字を打っている状況だ。私の絵はまだまだ練習中で、絵柄も定まっていない。線画もきったないし、構図なんか支離滅裂だ。ボールペンで描くことも少ないので、今回も基本シャーペンで絵を描くことだろう。このスケブはここまでの言い分を配慮して、それでもよければ! なのだ。そんな文言はどこにも記載されていないが、当日私にスケブをお願いする方には必ずこうやって前置くつもりである。このくどさに圧されて依頼をやめる検討に持っていくのならそれでよし、それでもお願いしたいのなら精一杯、誠心誠意描きます。あ、女の子以外だと資料見る時間が長くなるのでご容赦を。

 えーっと、こんなところ? あとは会場特典になるものを現在急いで製作している。正直日記を書いている場合ではないくらい忙しい。ので、ここらへんで終わろうと思う。

 今年の師走は、いつもと異なるせわしさを味わった。でも、大掃除に駆り出されるよりかはこっちの方がいいな。
 以上。

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