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2023/11/21 無キャ、無キャのマンガを紹介する

・イーブイの日でした。イーブイは一匹しか来ていません。



・や、やりたいゲームが多すぎる……。ただでさえ現状抱えているソフトがいくつかあるのに、ソシャゲという若干エンドコンテンツを追い切れない。それに、ゲーム以外だってやりたいことが山積している。


・数年前までは「ソシャゲはログインマメに! 忘れたら死!」と自分をルーティンに縛り付けていたが、結果それを続けても幸福を得られることはないことに気付いてからはソシャゲをまったくしなくなったし、新たなアプリに触れる機会もなくなった。ポケモンスリープが続いているのは、睡眠という生物の習慣が関わっているためだろう。寝る前と後、しょっちゅうお昼ご飯をあげそびれるが、私もお昼を食べていないのだからカビゴンだって食べなくともいいだろう。


・ソシャゲにのめり込むと一度の失敗で大きなショックを受けて続けられなくなるが、最初から続ける気もなく始めたものも一日ですぐ放置してしまう。どちらにせよ、ソシャゲの長続きはもうできない。だから、最近は少しずつ熱を注ぎ込む傾向に落ち着いている。ログインを忘れても仕方ないし、イベントなんてメインの報酬さえ手に入ったのならOK。手に入らなくとも、いつか復活するでしょう。そんなマインドでいる。これなら自分を縛ることなく未来に希望を見つつ、持続的にゲームをプレイできる。


・そのぶん、物事に熱中する意欲がかなり失われたが。まあ、ソシャゲ如きに熱を見出していたのなら元々大したほとぼりでもないか。結果、見事な無キャになりました。




・無キャといえば『ななどなどなど』を三巻まで読み返しました。きららはどれも本誌でまんべんなく追っているため、内容は把握しているけれど単行本は買っていないことが多い。そのため、単行本の売り上げが伸びず連載が終了して作者も読者も悲しくなってしまう典型的なタイプである。しかし『ななどなどなど』は一巻発売からきちんと購入している。当然面白いからです。


・宇崎うそ先生はすごい。漫画を読み進めていると思うのが、そもそもベースの知性に富んでいる。母校の女子たちの日常会話なんて、本当にメス猿の群れだった。ちょっと玉村小町っぽい発言をしているが、本当にそうだったから仕方ない。無闇矢鱈に奇声をあげて教師を困らせていたもの。兎に角、宇崎先生はその知性をひけらかす素振りもなく的確な“ボケ”に昇華している。見習いたいものです。


・また、そのこともあってかかなり視野が広い気もする。JKの服装の機微に気を遣っているし、何より世間との無意識的な“ズレ”を上手に汲み取る。『ななどなどなど』に出てくる登場人物はそれぞれどこかズレている。そのズレを認識している場合もあるが、完全に不意である奇行も少なくない。各々、ちょっとずつ人間性に不審が垣間見えるのが、これまで積み上げてきた年月による差異の現れなのだ。そのような、作者の視点次第で偏向的になりがちな描写を丁寧に描いている点に感心した。


・『ななどなどなど』、面白いので読んでみてください。ばいばい。

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