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5/17 加虐心適性診断

 今日も夕方投稿。夜はお酒を飲むので。
 今回はゲームのレビューっぽいことをします。

 『Lost Ruins』をやりました。GWも終わりに差し掛かってから、唐突にメトロイドヴァニアゲーをやりたくなった。私がちゃんとやった事のあるメトロイドヴァニアゲーはロックマン3と9、あとはENDER LILIESくらいで、基本的に実況プレイを視聴していた記憶ばかり。
 ENDER LILIESめちゃめちゃ好き。ゴシックな作画にグロテスクな世界観と、そんな終末の世界に対する儚さを全面に押し出したストーリー。ゲームとしてもそこそこ鬼畜で、でも復帰が早いからストレスが少ないままリトライできる。Mili作のメインテーマソングもゲームにハマっていて最高。なにより、絵柄がかわいい。主人公の差分が気になって色々なことをさせたりした。わざと罠にかかったり、傷を負ったり。戦うごとに主人公への加虐心が増幅していく。アクションゲームだと、こういった感情が湧くことは私だけじゃないはず。だよね?
 『Lost Ruins』はまさにその部分を最も美味しくしたゲームだ。主人公も敵もセーラー服の萌えキャラ。そんなガワを被った肉袋たちが特に強い感情もなく、殺意だけをもって戦い、平等に血が流れ、情緒もなく死ぬ。キャラクターの表面だけを味わえる、いわば北京ダックだ。
 おそらく、ビジュアル重視な要素を楽しんでもらいたい作者の意向か、登場人物のストーリーの深堀がそこそこで留めている。ゲームの内容も、アイテムの豊富さによって難しすぎずつまんなくない程度で遊べて、そこまで長くないので別モード周回も楽々。そのため、キャラクターへの情より愛玩欲がまさり、サクッと遊べる。
 あと、久々のメトロイドヴァニアが楽しかったな。マップが埋まっていく感覚と、どうしてもいけない時は「あーここは後から能力が増えてからいけるやつかな」と探索を一旦中断した時のもやもや感が追々果たされた瞬間のカタルシス。その場所に宝箱のひとつでもあったら最高のご褒美ですわ。
 ひとつ要望があるとしたら、スライム娘のプレイアブル化かな〜〜一番かわいいので。照れが生じる子はかわいい。
 みんなもこの倫理崩壊萌えキャラいたぶりメトロイドヴァニアゲームをやろう! 私はSteamでプレイしたけど、Switchにも収録されているらしい。最近は任天堂の正気を疑うことが多いな。

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