10/12 喉奥でつまる感覚を味わう映画
・1000円カットに行ったら前髪を魔改造されました!
・でも持ち前のアイロン技術でなんとかいつものウルフにはできた。そんな私からひとつアドバイス!
・ヘアオイルは使い惜しむな!
・『リリイ・シュシュのすべて』をみました。同じ監督である岩井俊二の新作『キリエのうた』公開記念としてYouTubeに期間限定配信されていたので、無料なら……と乞食根性が働いた次第です。
・事前にいくつか本映画の情報は耳に入れていたので、少し居住まいを正し心して視聴しました。
・聞いていた通りの鬱映画でした。浅野いにお著『おやすみプンプン』にも似た醜悪さを突き詰めている。
・胸糞が悪いとはよく言ったもので、この手の作品は「こうすればよかった」という最適解が存在せず、ただひたすらに機運が噛み合わなかった事実を飲み込ませようとしてこちらの嚥下が支障をきたす。だから、胸の辺りでずっと蟠りが蔓延る。
・でもやめられないんだ。この症状は糖質ドカ食い気絶に似ているかもしれない。
・はい。ネタバレしない程度に感想を書きました。もう20年以上も前の映画なのでネタバレとか関係ないのかもしれないけれど、視聴して数時間そこらでは感想をうまくまとめられないので、直感(率直な感想の意)だけお伝えしました。
・一世代前でもないけど、初音ミクが登場する以前から、本作や上で取り上げた『おやすみプンプン』のようなバブルが崩壊したのちの退廃に満ちた世界に追随する文字通り鬱屈としたネット文化があったんだよな……と俗世の隆盛をしみじみと味わいました。
・あと、世代でもないけどCDプレーヤー懐かし〜と少し感動した。
・もう髪の毛が下がってきた。やはりヘアオイルをちゃんと塗るべきです。また明日。
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