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電動バイク(notte V2)で3000km走行した感想
皆さん、バイクのエンジン音は好きですか?私は大嫌いです
鉄道好きの皆さん、インバーターの音は好きですか?私は好きです
参考:Jaguar I-PACEのモーター音と疑似エンジン音
https://youtu.be/bPgTcBjjJ_c
さて、電動バイク(原付一種)であるXEAMのNotte V2で3000km走行したので感想を書いておく。
最高速度と航続距離が回復
前回の記事で最高速度が落ちただの航続距離が落ちただのと書いたが、その原因が分かった。
ふと空気圧が気になりガソリンスタンドで調べてみたのだが、なんとその時は前輪後輪ともに50kPaほどしか空気が入っていなかった。その場で200kPaまで空気を入れたところ、最高速度が完全に元に戻り、航続距離も伸びた。以前は30km強を走行するとバッテリーに限界が来ていたが、今では40km走ってもまだ余裕が感じられる。
時間は少し遡るが、私は航続距離が落ちたことについて販売店に相談していた。気温による電圧低下(化学電池は低温で性能が落ちる)、タイヤの空気圧が原因かもしれないと言われ、実際に後者が大きな原因だった訳だ。
ちなみに販売店では前後とも150kPaにしており、販売元XEAMの推奨は前後とも250kPaである(!!)。流石にこれは高すぎると思い、中庸をとって前後とも200kPaにしたが、運転の感触は十分に硬い。
バッテリーはやはり多少劣化するため、購入当時と全く同じとはいかないが、速度も距離も出るようになった。航続距離やバッテリーの劣化が重要であるEVは、日頃から空気圧に気を付けるべきだろう。
はじめての故障
2500kmほど走ったある日、坂道を3速で登っていたところ、「プシュン」という音・感覚と同時に出力が落ちた。メーターもバグったように点滅し、やがて消えてしまった。
どこかが「壊れた」ことは一瞬で理解できた。車を安全な場所に移してから調べてみると、メインスイッチ(ブレーカー)が落ちていた。3速で坂道を強引に攻めていたので、どこかに負荷が掛かったかなと思った。ブレーカーを入れるとすぐに復活したので、その後は何事もなく帰宅できた(後から考えてみると、なぜ復活したのか謎である)。
翌朝、ブレーカーを入れても「戻ってしまう」状態になった。どうしても復活しない。完全に壊れた。販売店に電話すると、「ブレーカーの故障かもしれない」とのこと。引き取りに来てもらい、調べてみるとやはりブレーカーの故障だった。
デフォルトのブレーカーは故障しやすいとのこと。頑丈な日本製に交換してもらい、また元通り走るようになった。スイッチの位置が奥に移動し、操作性は悪くなったが我慢できない程でもない。ついでにブレーキの調節、シートのジョイントの部分も直してもらった(費用は全て込々で7000円)。
修理後はメインスイッチ(ブレーカー)が奥に移動
他のバイクの音と排ガスにイライラ
ここからは私自身の変化について書く。
以前より明らかにエンジン音、特にバイクの音に苛立ちを感じるようになった。排ガスの匂いについても同じである。なぜこれほどダサい音の出る臭い乗り物に乗るのだろうか。だいたいなぜ今どき白熱球なのか。LEDにしろよ。
多くの人は、乗っている原付を「カッコイイ」なんて言われたことなんてないだろう。私は何度もある。カッコイイ電動バイクに乗っているからな。
どこぞのテスラモーターズファンが「もう内燃機関の車には乗れない」みたいなことを言っていたが、まさに自分も同じ状況になりつつある。
まとめ
故障したがすぐ直ったし、電動バイクはカッコイイぞ!
と言う訳で楽しく乗っております。
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