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フレネミー 友を装う敵

フレネミーという言葉があります。「friend」(友)と「enemy」(敵)を合わせた混成語で、「友を装う敵」意味を持ちます。
友達を装って攻撃をしてくる人を指します。
フレネミーは、私生活やSNSなどでも、普段は仲良くしているように装っておきながら、他者の評価を下げるような行為を行います。

友人関係において、なんでこんな行動をするんだろう?という友人・知人がいると思います。これはフレネミーと言われる人。
フレネミーは、人間関係において、自分の立ち位置を上になりたがるため、平等の関係を作ろうとする事が難しいです。
また、嫉妬心が強いため、他者が楽しそうに会話をしていると面白くない態度を出したりします。

敵か味方でしか判断せず、自分の好きな人ではない人の話が出ると不機嫌になる

学校や私生活、人間は集団の中で生活するわけですから、多かれ少なかれ人間の好き嫌いは個人によって差が出ます。
フレネミーが厄介なのは、自分にとって「敵か味方か?」で人を区別するため、私たちが知り合いや友人の話を出したとしても、その対象が敵だった場合、表情や声に「嫌だ=敵」という態度を露骨に出します。

人が愚痴をこぼしていても、その話の対象が自分の好きな人の場合、悪口だ!と言って怒り出す

人間は好きな人も嫌いな人もいる中で、お互いを認めたり、許したり、白黒つかない関係の中で生きています。
時として、誰かに愚痴をこぼしたり、悩みを相談しますが、フレネミーは、その話の対象が自分の好きな人だった場合に「悪口だ!」「悪口を言うな!」と怒り出す場合があります。
フレネミーには、愚痴をこぼすと怒り出すため、周囲は愚痴をこぼせなくなります。フレネミーに愚痴をこぼすというのは避けるべきです。
本心を話して愚痴が言える間柄の人の前と、フレネミーの前での話は区別するのがポイントです。

〇〇さんがこう言ってたよ・みんなそう思っているよと、その場にいない人を貶める人

フレネミーは、自分ではない人の評価や人気に嫉妬するため、その人がいない場で、悪口にならない程度のネガティブな発言をします。
普通の人間であれば裏切り行為のように感じますが、フレネミーは、自己愛性パーソナリティーな為、これを当たり前のようにやってしまいます。


フレネミーに対しての対策

会社や学校だけでなく、日常生活の中で、自分とフレネミーの縁を絶つというのは難しい場合が多々あります。
嫌な事をされるわけですから、相手に文句を言いたくなったり、他の人に相談したくなったりします。
しかし、フレネミーに文句を言うのは一番取ってはいけない行動です。
また、自分とフレネミーに共通の人間関係の人に相談してしまうのも避けるべきです。

フレネミーは、自分だけでなく、自分以外の人にも同じ行動を取っているので、必ず孤立して、孤独な人生を歩んでいます。
縁を絶てない以上は、それ以上、フレネミーと心の距離を置いて、心を許さず、当たり障りのない会話だけしておくと良いです。

日常生活において、フレネミーだけでなく、人間関係は難しいものですが、大事な事は「あなたを大切にしてくれる人」かどうか?です。

自分にひどい事をする人に目を向けるのではなく、自分を大切にしてくれる人・自分を優しくしてくれる人の事を考え、楽しい事に目を向ける事が重要だと思います。


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毒を持った人は正体がバレた時どんな行動を取るのか?【フレネミー/ナルシスト】|TOXIC people (youtube.com)

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