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U18奈良県2部リーグ残留を目指して!~Diablossa高田FCユースの成長に期待を寄せて!~

8月も最終週の土日となり中断期間中だったU18奈良県リーグも、いよいよ後期日程が再開されました!

今季のDiablossa高田FCユースは1年生~3年生全員揃っても11人に満たない苦しいシーズンとなっています。

U15チームから助っ人を送って貰いながら公式戦を闘っており、奈良県2部リーグのDiablossa高田FCユースは前期9試合を終えて、まだ未勝利の勝点1で最下位10位ということにより、来季3部リーグ降格の可能性も徐々に大きくなってきました。


同じクラブチームの奈良クラブユースが開幕から9連勝で折り返しており、来季は県1部リーグ昇格濃厚の状況で明暗を分けております。

そういう状況の中で8月26日(土)は久しぶりにDiablossa高田FCユースのリーグ戦を観戦に行きました。

対戦相手は同じく残留争いしている8位の高田商業高校ということで、この試合はどうしても勝っておきたい6ポイントマッチでした。

ゲーム内容としては前回観戦した生駒高校2nd戦より少しは改善されている印象でしたが、まだまだ攻守ともども改善すべきポイントは山盛りの状態でした。

そういう内容でも粘り強く無失点で迎えた終盤に、セットプレーから貴重な先制ゴールを奪い守り切って1対0で勝ち、高田商業高校との6ポイントマッチを制して県2部リーグ残留に向け好スタートを切りました。



第10節暫定の順位表ですが残留圏内の7位に向けて残留の期待が出てきました!

最後に観戦しててDiablossa高田FCユースのダブルボランチの⑧と⑨が、攻守の要ということとポテンシャルも十分あるということから、今季残りの公式戦で意識してほしいことを書き残します。

まずは高田商業高校戦のフォーメーションです。


前半戦スタートメンバー


後半戦スタートメンバー

このフォーメーションを基に下記Xでポストした内容を説明したいと思います。


ポストにある通り⑧と⑨だけでなく④も含めMF3人が高さの調節に奮闘して前進しようとしますが、高田商業高校の前線からのプレッシングもあり、高さの調節だけでは上手く前進できませんでした。


GKから右CBにパスしたシーン
前プレにより窒息状態になってしまう

(※)番号はポジション番号であり背番号ではありません。

⑧⑨が6番、8番の仕事をしていないというのは、このシーンで言えばどちらかが幅の調節をしてくれないのでボールが前進しないよ…ということなんです。

だから下記の様に8番が高さの調節で落ちてボールを受けて、6番がサイド展開の準備で幅の調節で開いてほしいです。

高さの調節&幅の調節が必要!
寄せて⇒広げて⇒前進する!
DFライン押し下げてフィニッシュ!

これはワンシーンだけど、同じ様にサイド展開すれば前進できそうなシチュエーションは、この試合の中でも多々ありました。

Diablossa高田FCらしく攻撃面では、最低限ボール保持時に前進できるルートを作れる様に、修正して行ってほしいと思います。

他に守備面ではCBとSBのDFラインが食い付いては引っくり返されて、裏を抜き出され決定機を明け渡す危ないシーンも多々あり気になりました。

この2点だけでも修正できれば、残り8試合のリーグ戦で勝点を積み上げることも、そう難しくないと思うので来季の公式戦も県2部リーグの強度で試合ができる様に、是非とも3年生に頑張ってほしいと期待を寄せたいと思います。

fighting…Diablossa高田FCユース!

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