同じ2022年でも全く違う世界を生きている
先日、知人が日本のある配車サービスを絶賛していた。
日本でもUberやGrabのような、いわゆるタクシーではない車が来る配車サービスが始まったのかと思って読んでみたが全く違った。
そのサービスは2つの配車サービス(JapanTaxiとMOV)が統合してできたもので全然新しくなかった。
僕は出たばかりのJapanTaxiアプリを沖縄で使ったことはあったが、その時既に海外の配車サービスを使ったことがあったので特に真新しさは感じなかった。
調べたら、それはなんと2018年10月の話だった。
僕はその時ですら新しさはなかったにもかかわらず、この知人は2022年の日本の配車サービスでとても感動していたのだ。
これは本当に驚いた。
他の国ではUberをはじめGrabやLyft、DIDIなど、タクシー以外も呼ぶことができる配車サービスはいくらでもあるのに日本では未だこれらのサービスは制限されていて、中途半端な配車サービスが広まってしまっている。
JapanTaxiを使ったことがあると書いたが、実は中国のDIDIを一度だけ東京で使ったことがある。
もちろん中国とは全く違い、タクシーがくる。
しかし東京なのでタクシーは山ほど走っているし、その時は品川駅でDIDIを使ったのだが駅前のタクシープールには山ほどタクシーが停まってるのに、わざわざ配車サービスを使い車が来るのを待ち、乗り込む意味はなんだ?とその時考えたが、結果日本での配車サービスはあまり意味がないと感じてしまった。(それでもアプリで呼べるだけマシではあるが」
こんな中途半端な配車サービスが広まり、それに感動してしまう知人はとても日本ぽい気がしてならなかった。
世界にはとても便利で自由なサービスがあるのに、既得権益のせいでそのサービスをここでは始めることができないので、ここしか知らない人はそれで凄いと感じてしまうのだろう。
同じ地代で日本の東京での出来事でこれほど格差が生まれる日が来るとは夢にも思わなかった。
しかし今後この格差は加速していくと思う。
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