到来する自動運転カー社会の図

自動運転カーが来たら具体的にどのような社会になっていくのか。

僕の考えられる範囲で書いていきたいと思う。

1.タクシーや路線バス、在来線がなくなる
2.都心のコイン・パーキングが必要なくなる
3.高速移動手段が増える（新幹線、飛行機）
4.配送コストが限りなくゼロになる
5.地方の価値が現在より上がり、相対的に都心の価値が低くなる

などだ。

実はまだあるのだが、多くの人に理解していただけるのだけを上げさせていただいた。

1.は一番わかりやすいだろう。自動で車両を運転してくれるので、似たような人間が運転するサービスはなくなる。この中では在来線が最後まで残ると思うがいずれはなくなり、線路は（高速）道路に変わるだろう。

2.都心の至る所にあるコイン・パーキングなどもなくなる。自動運転なので車を停めておく必要がない。停めるとしたら充電や整備の為の場所になる。それは都心の端にあるか、もしくは郊外に有ればいい。当たり前だが自動運転はカーシェアなので、その辺の管理コストは運賃に含まれている。

3.近場の移動が安く手軽に出来る様になったが、車より速く移動できる手段は残るどころか増えるだろう。都心ではあまり変わらないかもしれないが、地方では新幹線や空港が増える可能性がある。

4.移動に人手がほとんど必要なくなるので、こちらのコストはかなり下がるだろう。そして今より配送可能な時間が長くなるので便利にもなる。
例えば、置き配できないモノを頼んでいたが受け取れずに夜中に帰宅し直ぐに受け取りたいとしたら時間を設定すれば帰宅と同時に荷物を受け取れるだろう。
もちろん帰宅も配達も自動運転なので、基本的にオンタイムだ。

5.中長距離の移動コストが限りなく安くなり24h利用可能なので、都心に住む価値が低くなる。移動中も仮眠、仕事、会議が出来るので、移動中とそれ以外の境が今よりなくなる。
更に在来線より高速道路を使った移動の方が断然早いので初期は関東で言うと東京23区から1時間から2時間で移動できる所が人気が出るのではないかと思う。

その後は地方の価値が上がるに連れ、都心の価値は相対的に下がるので、より環境が良い、もしくは高速移動手段が出来る空港や新幹線の駅にアクセスしやすいところに人気が集まるのではないかと思う。

こうやって書き出してみるともっと細かいこともあるとは思ったが、とにかく自動運転社会の到来は、今とは全く別の世界になる。そしてこの波に乗れるか乗れないかで、今後の人生が180°変わるので憂うことなく備えるべきである。

今回5つ挙げさせていただだいたが、皆さんが考える自動運転カー社会を是非シェアしていただきたいと思う。