スタッフが見たHistory of FAKY - Part 4

セカンドシーズンの後半はパフォーマンスの精度が高まり、フェイマニのみなさんからのみならず関係者の方々からも「実力派」のような言葉を頂くことが多くなってきました。そしてそれに伴って、たくさんの嬉しいお話を頂くようになってきていました。

この時期にはアニメ「ブラッククローバー」のエンディングテーマに「four」が、そしてドラマ「あなたには渡さない」のオープニングテーマに「Last Petal」が起用されました。

ライブでは、w-inds.さんが主催するw-inds. Fesに出演(ちなみにw-inds. Fesには翌年2019年にもサードシーズンの5人で呼んで頂き、「女性版w-inds.だね」とお褒めの言葉を頂きました…!)。
そして「CRAZYBOY」こと三代目 J Soul Brothersパフォーマー ELLYさんのアルバムにフィーチャリングで参加、ツアーにも帯同させて頂くことに!
また、同じく三代目J Soul Brothers 登坂広臣さんの初となるソロツアー「HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 "FULL MOON”」に、オープニングアクトとして出演させて頂きました。

こうして外部の方、特に音楽シーンの第1線で活躍されているアーティストの方々に少しずつ認めてもらえるようになったことは、グループ結成から5年がたち、悩んでいた時期もあった中で「自分たちのやってきたことは間違っていなかった」とメンバーの背中を押してくれていたと感じています。

そんな中ですが、2018年末、Annaとの別れがやってきました。

上にも書いた通りこの時期ライブの精度が高くなってきており、それは「この4人」で積み上げてきたものでもありました。そしてそのパフォーマンスが徐々に認められ始め、フェイマニの輪が広がりつつある時期でもありました。


初めてAnnaからこの話を聞いた時は、メンバーもスタッフも本当にショックでした。正直、なかなか受け入れることが出来なかったように思います。

ですが、Annaの夢はメンバーもスタッフも昔から知っていましたし、理解をしていました。
たくさんの話し合いと、苦楽を共に過ごした今までの絆と、そして時間が、お互いの溝を埋めていきました。


お互いに自分たちの道を進むことを納得しあったセカンドシーズン最後の時期は、Annaの卒業ライブに向けて、4人での最後の時間を今まで以上に大切に過ごしていました。

アニメ「ブラッククローバー」のエンディングテーマとしてもお馴染みの”four”ですが、4人の絆を歌った非常にエモーショナルな楽曲です。ぜひ歌詞と一緒に、改めて聴いてみてもらえると嬉しいです。
https://avex.lnk.to/faky-four
https://www.uta-net.com/song/252484/

涙もろいことでおなじみ!?のFAKYですが、この楽曲に関してはリハーサルの段階から涙を抑えることが出来ませんでした。


AnnaはFAKYを卒業後、"Anna Sawai"としてBBCとNetflixが共同制作した英ドラマ「Giri / Haji」で平岳大さん、窪塚洋介さん、本木雅弘さんらと共演。そしてワイルド・スピードシリーズ第9作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にも出演するなど、活躍している様です。
フィールドは変われど同じエンタテインメント業界。FAKYもこれからさらに成長し、お互い刺激し合える存在でいられればと思います。



この時期、FAKYチームはAnna卒業後の再始動に向けての準備を並行して進めていました。
そして新生FAKYのメンバーとして加入することになったのが、当時フィリピンで活動をしていたTakiと、所属していたグループ・Def Willが解散した直後のHinaの2人でした。
つづく(おかっぱ)

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