底意地の悪い話
やぁやぁ。某版権キャラを演じた俳優が、余命幾ばくもない子供に面会して……と言う話、感動的だね。
でまぁ、当然、こんな事に対して憂慮民が出てくるのは仕方ないとは思う。
これに対して「底意地の悪い人達」と言う表現をする人がいたから、幾つか話を整理させていただこう。
こんな事態に「底意地の悪い人達」がこんだけ文句を言うのだ。
もっと深い「悪意を持った人達」がこれを利用しないってことは考えられないだろうか?
態々無茶な要求をした上で断られて、「あの子が許されて私の子が許されないのは、私が○○だからだ」と、差別問題に仕立てられるってことは十分に考えられる。
私ぐらい底意地の悪い人間になると、○○の中に入る候補が、そりゃぁもう一ダースぐらいすぐに思いつくのだが、それはそれとして、そう言う事例が山のようにあると言う事だ。
で、その問題の版権に対して、「××は○○に対する差別意識を持つのか?」と問われて、それに対して「そんなことはない」と言えば、それを利用して、次々に譲歩や優遇を求めて来るようになる。
これはまぁ、日本に限らず人類の後ろ暗い歴史を少しでも囓れば、山のように出てくる事だと言うのは分かるだろう。
そして、そんな騒動に巻き込まれた時、一番傷つくのはファンじゃないんですかね? とは思うのだよ。
本件、俳優と事務所がキャラクターの名前を出すに至ったわけだけど、これ、版権は了承してるんですかね?
私のように底意地の悪い人達よりも、もっと悪意のある人は「はっきりしろ」って言い出すと思いますよ。
そして、それで何らかの声明を出したとき、多分傷つくのは問題の子供だったりすると思う。
その子にとって"アリ"な結論ならば嫉妬されるし、"ナシ"ならば何を言われるか分らない訳で。
人間の嫉妬の力を侮ってはいけないよ。
本当に醜い姿が簡単に出てくるのだから。
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