潜在意識へのアプローチ

私たちの得た情報のほとんどが、「潜在意識」と呼ばれる情報倉庫、記憶倉庫に精査されずに放り込まれているのだとすれば、その中にはダイヤや黄金よりも貴重な情報や記憶が、掘り出さない限り眠ったままになってしまいます。

えぇ~っ、宝の山ってことぉ?
じゃ、即探しに行かなきゃ。

しかし、ほとんどの人がその「潜在意識」という倉庫に入ることができませんし、入ろうともしません。
そもそも「潜在意識」と言う言葉くらいは知っていますが、実際どんなものかについてほぼ関心がないのが普通です。
学校でも教わりませんし、そこへのアプローチなどは全く考えたこともないでしょう。

そこが我々ヒプノセラピストのねらい目です。
ヒプノセラピストは、ほとんどの人が関心を持たない潜在意識へのアプローチを、ちょっとした訓練によって心得ていますから。

以前、「人間はプログラム通りにしか動かないロボットのようなものだ」と言いました。
そのプログラムの保管場所が「潜在意識」の中です。

たとえば、以前「火を見るとすごい恐怖を感じる」という人が私のところへ来ました。
本人は「とにかく、ほかの人がなんでもないような小さな焚火の火を見ただけでも体がすくんでしまうくらいだ」と言います。

「いつから、火を見ると体がすくんでしまうような恐怖を感じるようになったのですか?」と私が聞くと・・・・。
「たぶん物心がついたころには、すでに怖かった」と言います。

どうしてそうなるのか、本人もそのわけは全くわかりません。

でも我々ヒプノセラピストは、解決策は分かっています。
何故かと言えば、それは潜在意識の情報倉庫の中に原因があることを知っているから。
潜在意識の中に、「火を見るとものすごい恐怖を感じる」というプログラムが入っているからということが分かっているからです。

なぜ、そんなプログラムが入ってしまったのかを詮索する必要はありません。

その人の潜在意識にアプローチして、そのプログラムを新しいプログラムに書き換えるだけです。

プログラムが変わればあら不思議、あんなに怖かった火を見ても全く平気になりました。

なぜなら、私たちはプログラム通りに動くロボットのようなものだからです。

高所恐怖症、閉所恐怖症、広場恐怖症、対人恐怖症・・・・などなど、ありとあらゆる恐怖症があります。
原因が分かっている場合も、分からない場合も、すべて潜在意識にあるプログラムのせいです。

恐怖症ばかりでなく、人生のすべての体験も潜在意識の中に存在するプログラムの通りです。

て、ことは、心配ご無用ってこと。

もし、「人生がうまくいってないなぁ」と思っておられるなら、潜在意識のプログラムを書き換えればいいだけ。

プログラムは、年齢、性別、国籍、学歴、年収、人種、容姿、時期・・・・
などなど、すべて関係なく書き換えられます。

もちろんあなたも。

朗報でしょ。





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