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じゃぱレス女将の日常劇場~天職だと思った瞬間

今日はまた昨日に引き続き病院関係の一日となってしまった。キモセラピーのある週はこんな感じで色々と忙しい。また明日のお昼過ぎにはキモセラピー終了でポンプとポートの針の取り外しがある。かかりつけの病院が90日毎に癌治療スペシャリストのオフィスにreferral (プライマリー・ケア・フィジシャン(主治医)から患者へ発行される、専門医や特定の医療サービスを受ける為の紹介状のこと。 通常、HMOでは、プライマリー・ケア・ドクター以外から医療を受ける場合には、紹介状を得る必要がある。 もしも紹介状を得ずに専門医に掛かると、その保険がカバーしないこともある。)を送ってもらえるように手続きが必要でそのための定期検診をわざわざ予約しなくてはならなかったのだ。その病院へは45分から下手すれば1時間も掛かる。夫に付き添ってもらったので家に戻るともうお昼の12時近く、夫はその足で仕込みの為に店へと出ていった。毎週火曜日は定休日の次の日ということで、ものすごく忙しいか?暇か?の両極端だ。今日は有難いことに前者であった。平日はフロアーのスタッフは、ひとりで切り盛りするがさすがに売り上げが先週の2.5倍となるともう一人予備のスタッフの応援が必要となる。以前は女将の私一人で頑張っていたもので自分でも良くやっていたなと思いつつ今はもうそれも出来なくなってしまった。どんなに忙しくともリズムが身体に染み着くと自然とカラダは動くものだ。私の特技として一度来たお客さんでも支払い等で会話をすればそれもカード支払いであれば尚更名前とかどんなのが好みでどんなのをオーダーしたか大体覚えることが出来る。2、3回来店すればもう常連さんの仲間入り、「いつものね」でオーダーができるのである。以前友人の店を手伝っていた時にたまたま私がオフの日にいつもの常連客が来て「いつもの」オーダーが出来ず混乱したという事もあった。電話でのテイクアウトの注文もcaller ID (着信履歴の名前表示)を上手く使っていかにも「声だけであなたのことが分かったのよ」的に電話で応対すれば客は大喜び。これが名物看板女将ともてはやされた所以である。だから時々店に顔を出すと「キャー😆女将に偶然会えた!ラッキー😆💕」ってな具合で大騒ぎになる。特に親しい友人常連客からは前もって連絡があり、私のカラダの具合によって一緒に食事したりすることも出来るがお忍びであまり目立たないテーブルに座らないとゆっくり出来ないという嬉しい悲鳴をあげることにもなる。それでも女将であることはやっぱり私の天職だと思うのである。

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