ああ、煩わしき、我が家族 だけど好き

わたしは常々思ってしまっている

わたしの人生
母親と三女がいる限り
苦しめられ続ける

なんてひどいわたし

家族だからもちろん大切
傷ついてほしくないし、幸せに過ごして欲しい

だけど、そう思ってしまう

母親は、些細なことでも大事件が起きたかのように事を荒立てる天才だ

三女が恋愛に狂っていた時
無理にでも実家に連れ戻し
お金も借りてまでして生活していたので
車を封印させた

元交際相手の住まいに荷物を取りに行く道中で
脱走を図った三女

母からくるLINE

「三女が脱走した」

慌てふためくわたし
心の中がざわざわざわざわざわ

今、冷静になって考えてみると
呆れた
好きにさせな
の一言(二言か)
なのだけれど

当時のまだ若かった(とはいっても5年前)
わたしにとっては、大事件なわけで

貴重なお休み期間を
母親と三女の心配ごとで満たしてしまっていた

脱走したあと、母親が足を負傷してまで捕獲して
確かわたしも心配して合流したっけ

その後の続きはまた今度



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