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【ONI】ロケット居住区を広げる方法 [DLC]

DLC "Spaced Out!"ではロケットの外壁を溶かすという変わったテクニックがある。日本語圏では説明をしてる人がいないので実践前のサンドボックステストを行ったので、詳細を書いていく。

▼ロケットの外壁を溶かすと、どうなる?

ロケット外壁の融点が2426.9℃・ロケット窓は3926.9℃なので、精錬装置の冷却液で熔かして空間を広げることができる。
単独乗組員ノーズコーンをまさかの複数人乗り込める住居にしてしまうことも可能になる。しかも中には発電設備・貨物・トイレ・ベッド・畜産設備も置けるので船内で生活しながら惑星から惑星へ飛び回れる。


▼船外レイアウト

最初は船外から建設をしていく。
※配管レイヤーの出口パイプ設置する前にスクショしちゃった

左から標準・電線・配管レイヤー

▼冷却液の準備

ウラン遠心分離機で濃縮ウラニウムを精製した副産物の液体ウラン(最高温度4131.9℃)を精錬装置の冷却液にする。
精錬装置の冷却液は1回につき400kgを使用するので、濃縮ウラニウムの精製を50回行う。(8kg×50=400kg/ウラン鉱石は500kg)

精錬装置の冷却液が溜まったら、ひたすら精錬装置を稼働させて、冷却液の温度をロケット外壁が融解する温度の2426.9℃以上にする。

精錬装置を稼働させる前に電線を切断させておく。電気の供給は電線をつなげたり切ったりする

冷却液の温度が低いうちにロケット外壁に接触させてしまうと、配管したパイプ内で個体変化による破損が起きてしまうので、最初から高めの温度にしてしまう方がよい。
精錬する金属は欲しいものでいいが、熱が一番高いのは鋼鉄生産になる。

※精錬装置の設備温度はセラミックで製作するとオーバーヒート温度が275℃。花崗岩でも熱交換プレート(土)や花崗岩の石膏ボードを建設して液体を0.1gでも垂らせば熱交換ができる。

精錬装置の稼働手順

▼配管を考える

ロケット内部の断熱型パイプは真空部分にセラミック、接地箇所には黒曜石(融点2726℃)、溶かす予定の外壁にはタングステンの輻射パイプ(融点3421℃)を使用した。
タングステンがなければ鋼鉄の輻射パイプ(融点2426.9℃)を使う。
その場合は外壁が溶けた際に輻射パイプも溶けるので、溶けることを意識して黒曜石の断熱型パイプを多めに使用する。

※初期惑星になくても近い惑星とかに鉄マンガン重石があったりする。

高温の冷却液を通して溶けだす溶鋼の位置を考えると、右下の二か所にした。

ロケット内のパイプ配管

▼ロケット外壁を熔かす

高温の冷却液になったら、ロケットの液体ポートに冷却液を流し、外壁を温めていく。
今回、壁に通すのは鋼鉄を20回くらい精製したあとで通した。(液体ウランの沸点4132℃までなら大丈夫)
冷却液を壁に通すと、外壁全体に熱が均等になろうとするので冷却液の温度が下がってしまう。

3000℃流したけど結局1400℃くらいになったロケットの外壁

さらに精錬金属を精製して冷却液の温度を上げつつ、壁の温度を上げ、外壁を熔かす。
ただし液体ウランの温度は2726℃超えないようにする。
冷却液の温度が2600℃になり始め、外壁への熱移動が遅い場合は船外にループ配管を作るか、熱量の低い金などをつくる。
※もしかしたらダイア壁に通せば熱移動が楽だったかもしれない

やっと溶けた外壁

溶けた外壁は溶鋼になるので、そのままにせずモップ掛けで掃除する。
できたボトルは2450℃以上の温度なら外壁に触れさせたり、
使わない温度なら真空に捨てるか、蒸気の糧にして鋼鉄に戻す。

あとは溶かしたい外壁にパイプを設置して同じように熔かしていく。
※気流タイルはパイプに重ならなければ熱を交換しないので溶鋼の受け皿にもできる。

要らない外壁を溶かしたあと

▼ロケット窓を熔かす

次にロケット窓を溶かすため、冷却液の温度を上げる。
ダイアモンドの融点が3927℃なのだが、この温度に耐えられる輻射パイプがそもそも無い。(鋼鉄の輻射パイプの融点は2426.9℃)
そのため高温の液体を直接タイルに置くという手法になる。

液体ウランの沸点(4132℃)に注意して精錬装置内で冷却液の温度を上げていく。
温度が4100℃近くになったので、精錬装置以外の周囲設備を解体して、モップ掛けをしておく。
そして精錬装置の「内容物を空けさせる」を選択して、ウラン(液体)のボトルを作り、ロケット窓の上に移動させる。

4100℃くらいのウラン(液体)ボトル

今回、ボトルが4100℃だったので、質量的にロケット窓を溶かせる。
QoLアップデート[575720 10/05/23]で使用可能になった「ここに移動」でこのウラン(液体)を船内のロケット窓の上に置く。

時間はかかるが2450℃くらいから温度を上げた。3927℃までもう少し…

※サンドボックスで、3927℃超えてもロケット窓が溶けない場合はセーブしてロードすれば溶けた。

溶けたあとの温度

溶けると200kgの炭素になる。これは3551℃になると凝固する。
1gでも200kgでも、ボトルのまま熱を奪われて凝固すると精錬炭素の自然タイルになる。液体のままで熱を奪われて凝固すると精錬炭素になる。

モップ掛け指令

4マスくらい気流タイルの上に広げて、モップ掛けをする。
全てのボトルを他の溶かしたい窓タイルに置いて、熱を平均化させる。
熱が平均化して、ウラン(液体)の温度が3900℃あたりになったら、再び冷却液を温める。

▼温度が足りない高温の液体温度を上げるには?

3900℃の冷却液を再び精錬装置に移動させるには吸水ポンプで吸い込むしかない。
高温の液体を直接吸い込むとポンプに温度が移って融解してしまうため、
ロケット外部の自然壁がある場所に、高温の液体を吸い上げる仕組みである通称『マグマポンプ』を作る。

今回のマグマポンプは400kgしか扱わないので、ミニ吸水ポンプで行う。

これもONIテクニックのひとつ

ウラン(液体)をボトル空けに指定して、マグマポンプで吸い上げ、精錬装置へ入れる。再び精錬して冷却液の温度を上げる。
※3900℃→鋼鉄→4031℃→銅→4077℃→銅→4124℃
冷却液の温度が4100℃くらいになったら、また同じように精錬装置の「内容物を空けさせる」を選択して、ウラン(液体)のボトルを作り、残りのロケット窓の上に移動させる。

次はここを溶かす
そのつぎはここを溶かす

全部(ドアとポートは一定の温度だが、溶けることもある)溶かしてもいいし、溶かさなくてもいいです。

以上がロケット居住区を広げる方法でした!
ちなみにロケット内部エリアの大きさは32x32のサイズです。
さて、レイアウト頑張ろう…

▼その他情報

英語圏:melt rocket、melting rocket、rocket wall break
自分はFrancisさんの動画を観て「なんだこれ?」から検索しまくりました

マグマポンプの詳細 (英語wiki):

切断ツールは[02/23/23 544519]のアップデートから使えるようになった。


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