自民党憲法改正草案は基本的人権が危ない!

参政党の沖縄支部の和田さんの投稿です。
今年の国会でも密かに憲法改正の議論が行われ、報道はほとんどされずに着々と進められているところですが、憲法9条改正や緊急事態条項の新設が盛り込まれようとしていることはご存じの方も多いかと思います。

しかし、自民党はどさくさに紛れて基本的人権の文言を若干でも弱めるような憲法改正を企んでいるようです。
基本的人権をイジる必要性など全くないにもかかわらず、イジるということは緊急事態条項との兼ね合いなのかもしれません。

憲法に疎い日本国民ですが、私も同じです。
ただ、基本的人権の文言の修正を比較したとき、「ちょっと弱められている」と感じました。

参政党が日本の未来にできること|参政党沖縄 和田ともひさ(ファイヤー和田)




現行憲法と自民党改正草案のリンク

自民党憲法改正草案のリンク

https://storage.jimin.jp/pdf/news/policy/130250_1.pdf


基本的人権にかかる文言の比較

現行憲法第11条


「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」

自民党改正草案第11条
「国民は、全ての基本的人権を享有する。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。」

「妨げられない」という文言が消えた。
つまり、国民は基本的人権は享有するが「行政は妨げることができる」ということになります。

「現在及び将来の国民に与える」という文言が消えた。

これは緊急事態条項を念頭に置いた修正に思います。
要するに、緊急事態宣言で基本的人権は奪われ、一時的に停止させ、与えられるものではないということです。

基本的人権が保障されるには、現行憲法では「生まれながらにして基本的人権が与えられ、それは侵すことができない権利である」と解釈可能ですが、改正案では「基本的人権は生まれながらにして最初から与えられるものではなく、またその権利を妨げることができる」と解釈可能です。

現行憲法第97条


第十章 最高法規を定めた条文です。
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」

自民党改正草案では削除されました。

重要な文言は「現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」
ここでも基本的人権を永久の権利として定めた条文を削除しています。

つまり、「基本的人権は永久のものではないし、妨げることができる。」というものに変えられてしまったのです。


緊急事態条項案


長いので条文は割愛しますが、要約だけしておきます。

第98条
内閣総理大臣は、外部からの武力攻撃、内乱、社会秩序の混乱、地震等の大規模災害において、閣議にかけて緊急事態を宣言できる。

宣言は、国会の承認を得なければならないが、事前でも事後でも構わない。

3項は解除条文。
100日を超える緊急事態継続は、100日置きに国会の承認が必要。

第99条
内閣総理大臣は、法律と同一効果の政令を作ることができ、地方自治体の長に財政上の指示が出せる。

緊急事態宣言下では、国民は行政機関の指示に従わなければならない。
基本的人権は、最大限に尊重されなければならない。

緊急事態宣言下では、衆議院は解散されない。衆参両議院の任期や選挙期日は特例を設けることができる。


トランプ大統領とプーチン大統領の言葉


和田さんが紹介してくださったメッセージです。

2019/9/24の国連演説
トランプ大統領
「自由が欲しいならあなたの国に誇りを持ってください。
民主主義が必要な場合は主権を握ってください。
平和を望むならあなたの国を愛してください。
賢明な指導者は常に自分の国民と自分の国の権利を第一に考えます。

未来はグローバリストに属していません。
未来は愛国者に属しています。」


また、演説の中で移民について語っています。
今のアメリカのひどい有様を予言していたかのように感じました。

トランプ大統領の国連演説(2019年9月24日)を翻訳しているサイト

演説の一部映像
米トランプ大統領 国連総会一般討論演説(2019年9月24日)


2022/9/30
プーチン大統領
「世界は革命的変革の時代に入りました。
多極世界に自らの主権を強化する可能性を見出し、真の自由、歴史的展望、自決の権利、創造的で独自の発展のための権利、調和的プロセスへの権利を得ることができるのです。
欧州そしてアメリカを含む全世界において、すでに申し上げたとおり、私たちと考えを同じくする人々がいます。

※ 演説はできれば全文に目を通した方がいいと思います。

演説の和訳サイト


まとめ


来年、パンデミック条項がWHOで承認されようとしています。

基本的人権の改正案は、それを念頭に置いたものと考えられます。
つまり、緊急事態条項が宣言された場合、基本的人権は奪われ、その間に生まれてくる子供たちにも基本的人権は与えられません。

改正案はそれを可能にしていると思います。

参議院議員の一団と医師らを交えたヒアリングが行われたようです。
下記の動画をご覧ください。
吉野敏明氏と原口一博議員が詳細を聞き出しています。

国は、条約?に批准するか否かの拒否期間というものがあり、12/1がリミットのようです。(知らなかった💦)

また、自民党の憲法改正案は平成24年4月27日付けとなっています。
11年前ですが、つまるところオバマ政権のころより作らされていたということになります。

なお、吉野敏明氏は参政党を離党したようです。
ネットでどえらい騒動に発展していますが、情報がまとまっていないので皆さん各自でご判断ください。

【参政党】衝撃暴露!あの企業の●●が就任…吉野敏明がガチギレ!原口議員が鬼詰め…"12/1"に全てが決まってしまう…議連 2023/11/15 神谷宗幣【字幕テロップ付き 切り抜き】


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