だから居心地がいいのか、SNS。

薫です。
第一回の授業を受けた直後からずっと「記念すべき一発目は何を書いてやろうかな。自己紹介的なやつから始めた方がいいのかな……」なんて色々妄想を膨らませていたのだが、結局課題としてテーマを定められ、初めてはあっさりと消費されることとなった。まあテーマなんてなんでもいいの。薫は文章を書くという行為自体が好きなので。

さて、課題に従って他の人のクリエイターページを見てみると、これがまあ面白い。シンプルな人や、好きを全力でアピールしている人、キャラクターがしっかり定まっている人、情報がほとんど読み取れない人。各々の個性が出ていて、読んでいて飽きない。

そんな中ふと思ったのだが、クリエイターページには、その人が持つ「こんな自分になりたい」という理想や変身願望のようなものが滲んでいるように感じられた。
SNSとは便利なもので、自分の中で見せたい・知ってほしい部分は前面に押し出し、自信がない・見られたくない部分は徹底的に隠すことが出来る。SNS上の自分は、他でもない自分自身によって編集・加工の施された自分なのである。
アイコンやヘッダー、プロフィール文が現実の姿に近い人は、今の自分が気に入っていて、過度に着飾る必要性を感じていないのかな、なんてことを考えたりした。
 
ちなみに今の薫のアイコンは、夢に出てきた謎の水生生物を可愛くしたものである。薫は基本、SNSのアイコンは人外キャラのものしか使わない。これは私の心に常に張り付いている「人間疲れたな、やめたいな」的な心情が反映された結果なのだろう。