またね!

このまえ、お友達がわたしにむけて投稿してくれた文章がずっと温かく残っていて、それをいまなんとなく読み返して、ゲド戦記をみている途中なんだけどちょっとわたしもなにか書いて残したくなり、ここにいたる。(あれ、一瞬息とまっちゃったほど嬉しかった。ありがとう!)
距離がずっとずっとちかくなったのは、期間としたら3ヶ月ぐらいで、とっても短い。ただのバイト仲間から、気付けば、夜も深いなかシングルベッドで隣同士寝転びながらお互いの人生を語りつつ、こんなことを考えてるだとかこんな人間になりたいだとか、心の奥底にあるだれにも話さないようなものを訥々とこぼす関係性になっていた。べつにそんな話をしようなんて思ってないのに、なぜか会うといつも最終的には自然と心の内をしゃべりたおしてて、同様に相手の心の内も抱えきれないほど受け止めていたりもする。そして、わたしにとってそれはもう言葉にはあらわせないほど嬉しいことだった。わたしの他のお友達は面白い人ばっかで、昨日も遊んでたんだけど、会うともうひたすらに笑い倒して笑い倒して結局なにで笑ったのか思い出せないくらいの勢いで時間が過ぎてってしまって、昨日足湯にいったときも、なんとなく深い話するんだろうね、こういうとこではふつうね。でも深い話ってどうやってすんの??と友達が言ったのにたいしてたしかに〜となったほど、深い、むずかしい話はしない仲の彼女らがよく遊ぶ人達で。わたしはしょっちゅうあれこれ考えて悩んで、いわゆる友達がいった「深い」ことを頭のなかでぐるぐるさせて、出口もないから、ずーーーっとぐるぐる、量が増えてそのうちなにかを忘れて、それにも気付かないまままた新たなことを考えて、そんなことばっかやってて、好きな音楽も好きな映画も好きな本も、最近すごいなって思ったことも、もちろん誰かに話したいけどさっきのお友達はみんな、わたしがそんなことを話しててもすぐそれぞれが違うことしゃべりだしたりして大爆笑してて、それにつられてわたしも笑って、そしたらすぐ何を話してたのか忘れてしまって、ずっと後で、でかけた言葉たちが出口付近でうろついてるのを思い出してほんのちょびっとだけもやが残ったしてして。話がすぐ変わってみんなそれぞれ違うとこで笑ってんのも面白いしその賑やかさが大好きでたまらないけど、心のどっかで頭のなかを共有しあえる人を求めてたんだと思う。自分とおんなじ温度で物事を考えて、何かを感じてる人。自分の大好きな音楽を同じように聞いて、同じように泣いてる人。日々の些細なことに悩んで、考えて、辛くなったりもして、だれにいうわけでもない言葉たちを自分のなかで燻らせている人。ほんとうに、ほんとうに、あなたに出会えてよかった。ああこれ、あなたももってたんだね。わたしがいま思っていること、あなたもいつか思ってたんだ。おなじ重さの涙を、ながしたときもあるんだね。あなたが大事そうに話してくれるあいだ、わたしはずっとそんなふうに驚きながら、それが嬉しくて嬉しくて、何時間でも話を聞いてられたし話をできた。わたしがたまたまあなたのいるところに引っ越して、あなたがたまたまわたしのバイト先にやってきて、たまたまあの日わたしの部屋にきたから。全てが奇跡のようだと思うし、あなたの存在が宝物のように感じる。わたしの日々に新しいものをたっくさんとどけてくれてありがとう。時間は淡々と過ぎて生活は変わるけど、この涙がでてしまいそうな大切な大切なあなたへの感情はずっとここにあって、いつでもすぐ手にとれるところにあるよ。なにかあったとき、わたしのちっぽけな力にすこしでも助けられる余地があって、かつわたしの存在を思い出したらすぐに言ってね。いつだってこのきらきらの愛みせたいんだから、大喜びで手にとっちゃう。うふふ。
てかゲド戦記めっちゃ序盤なのよ〜〜〜ちょっとこれみちゃうね。またね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?