少しずつ少しずつ(3月11日記)

毎日何かしらの用事をつくって動いているのだけど、いっぺんに片付けるエネルギーはまだまだ無いので、サグラダ・ファミリアのようにすべてはいつも経過中にあり、他の人には何も変わっていないじゃないのかと思われても仕方がない光景の中で暮らしている。

ただ、一昨日大きな進展があって、要らない衣料品関連のものを三ヶ所で売ってきて計35000円ほどの収入が入り、それらが無くなった分あきらかに部屋がさっぱりした。
きちんと値付けしてくれるところ、そこからは弾かれるが買い取ってくれるところ、更にそこからも弾かれても捨てるよりはマシという値段でではあるが買い取ってくれるところ、と仕分けして持って行ったのだけれど、正直この仕分けは疲労感が強くてなかなか進まなかったものだ。

一山越えたという意味で、この先の見通しがほんのりと見えてきたようにも思う。

で、今日はiPhoneのカレンダーに「休養」、「先のこと」と記録して何もやらない日を設けてみた。

急かされる気分がなく、しかし朝から髪を刈りこみ、溜まっていた段ボールをまとめていつでも処理できるようにし、最も気分の乗らないゴミ関連のあれこれをなんとか片付けた。

ゴミ関連の問題は、カウンセラーの言うことに、僕にとって課題とされる行動の指標として大きなものらしい。
交通ルールの無視というのもあるらしいが、こちらは安全を心がけて周囲の人々の心持ちを優先して運転している僕には関係がない。

外に出ると桜の木に目がいく。
まだつぼみはかたいようだが、芽吹きの時期はとうに過ぎたことを教えてくれる。
今年はあちこちの桜を見に行きたいと考えている。