関ジャニ∞に出会って、eighterになって、そしてこれから

寂しさをまぎらわすための深夜テンション
関ジャニ∞を知ってから約10年
Eighterになってから1年半の人の深夜の自分語り。気づいたら朝になってた人でもある。

私が関ジャニ∞というグループを認識したのは、たぶん小学生のとき、親が録画していた「関ジャニ∞クロニクル」を見始めたのがきっかけだったと思われる。その当時、ちょっと人間関係失敗して、学校では誰とも話さず本ばっか読んでる子どもで、家でしか笑えなかった。だから、クロニクルは何も考えずに見られて、私を笑わせてくれるもので、それは友達がたくさんできるようになって、高校生になっても変わらないままだった。それまでは、関ジャニ∞は面白い人たちが集まったグループというイメージしかなかったかな?eighterではなかったし、親が嵐が好きだったこともあって、どちらかというと嵐の方が好きだったし、曲も知っていた。
でも、メンバーが抜けて五人になった時も、クロニクルがクロニクルFになった時もずっと見続けていて、ファンではないけど、この人たちの番組はずっと見ていたいと思っていた。オタクになるほど嵐も好きではなかったし、関ジャニ∞もそうならなかったのはそのときは、生身の人間というより二次元の方が好きだったというのもあるかもしれない。
転機が訪れたのは、一昨年の受験期。その時の私は、いくら勉強しても模試の判定はCから上がらず、むしろ点数は下がってる。ストレスがたまっているのに、親の喧嘩がひどくなるしで、わりと精神的に最悪のコンディションだった。もともと悩みがあっても自己解決をはかりがちなことも相まって、誰にも話せなかった。他人から見ると些細なことかもしれないけど、私にとってはすごく重要なことで、ちょっと消えたいかも、くらいには思ったりしながら、でも平気なふりをして過ごしていた。この時ばっかりは好きなアニメも漫画も見る暇がなくて、勉強をしながら聞く音楽だけが楽しみだった。選曲はいつも適当でおすすめにあがる曲を聞いたり、好きな曲を繰り返し聞いたりで、だから、関ジャニ∞をその時選んだのも、いつもバラエティー見てるのにそういえば聞いたことないみたいな理由だったように思う。そして、選曲したのが、「象」だった。
普段のバラエティーのイメージとは違う、かっこいい音からいきなり始まり、思わず問題集から目を離してスマホの画面を見た。そこには、おちゃらけてない、真剣に音楽を届ける五人の姿があった。その姿は、熱くて、まっすぐで、曲が終わるまで目が離せなかった。だから、最初に好きになったのは音楽を届けるその姿だと思う。真剣に歌に向き合い、メッセージを届けようとする人たちが歌うその歌は、胸にかなり響いて、気づけばYouTubeに公開されている曲を次々に聞き始めていた。この時に、関ジャニ∞からもらったものは数えきれない。「がむしゃら行進曲」に励まされて、「喝采」に頑張る意味を教わり、「凛」に自信をもらった。そして、初めて聞いた関ジャニ∞の曲である「象」に勇気をもらった。第一志望に受からなかったらどうしよう、最悪浪人するかも、親が離婚したらどうしよう、これから頑張ったって何か意味はあるの?という頭を渦巻いていて、誰にも言えないけど、でも誰かに救ってほしい、そう思っていた時に現れた彼らは本当にヒーローで、いつのまにか救われていた。一人きりじゃないと思えた。彼らのことをもっと知りたいと色々調べた結果、二次元と同じ熱量で推すようになり、無事にオタクが爆誕した。
ちなみに大学は第一志望に無事合格した。両親も離婚しなかった。まあ、今も喧嘩ひどいけど。

そんなこんなで第一志望の結果がわかる前に、誕生日に間に合わすために急いでファンクラブに入ったのが去年の3月。来年は20周年ということで、受験勉強中で行けず、羨ましく眺めていた18祭のようなライブに行けるかもとワクワクしていた。ファンになってからは、CDも全形態買った。聞くたび、知らない関ジャニ∞の姿を発見して楽しくなり、励まされて、あとごじで笑う。そんな当たり前のように過ごしていた日々がこれからも続いて、それには当たり前のように、関ジャニ∞という名前とともにある。それが続くと思っていた。でも、永遠ではなかった。
悔しくないわけがない。ずっとその姿を見ていたのに、ファンになるのが遅すぎた。
関ジャニ∞という名前が変わっても変わらなくても、きっとあいつらは今はもうどうでもよくて、次の標的を探してる。20年間背負ってきたグループ名を外させることの責任すら負わない。私もまだ学生で何も出来ない。ずっとそんな思いで、名前が変わるのも嫌で仕方がない。
でも、関ジャニ∞が決めた名前なら、どんな名前でもきっと好きになる。だから、後ろを向くのは今日まで。許さないことに心を使うのはもったいないけど、許せるほど心が広くないので忘れたふりでいよう。どうせ、これからも彼らが見せてくれる景色は楽しすぎて、そんなこと考えている暇がないほど、笑えて、前を否が応でも向いてしまうことになるから。せめて今は悲しんでいようと思う。こうやって出会ってからを振り返ってみると、子どもの時にも笑わせてくれて、元気をくれた。そして、ずっと、形が変わっても私を元気づけてくれたのは関ジャニ∞だった。だから、私は関ジャニ∞が好きだ。名前ごと愛している。そして、それ以上に彼らの笑顔が好きだ。この先も笑ってくれていたら、私も笑える。だから、関ジャニ∞という名前は、宝箱に大切にしまっておく。新しい名前を呼ぶのが普通になって、忘れることはなくても、思い出すのが少なくなってしまうかもしれない。でも、私にたくさんのものをくれた関ジャニ∞は決して消えない。私の中で永遠に活動するグループだ。
これからも関ジャニ∞が大好きだ。
そして、新しい名前と第2章を迎える五人、これからもよろしく。

"夢の中で
僕らは生きて
いつか夜に
魔法が溶けて
思い出したように大人になってさ
多くのことを忘れてしまう
それでも確かに
僕らは生きて
こんな夜に
魔法をかけた
綺麗さっぱり忘れてしまっても
僕らは君の何処かで光るから"

魔法をかけてくれてありがとう

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