日記 8月16日

今日も今日とて、何もしたくないし何もすることがない、そんな無気力感に身を包まれていた。そんな気分の時はおとなしく何もしないでいるのが一番だという考えのもと、午後8時位までのほとんどをベッドと共に過ごした。

そうして迎えた午後8時位にようやく何かする気になった私は、PCを立ち上げ、Amazon Prime Videoを開いた。何か良さげな物はないかとマウスをカチカチさせて探していると、続きを見るの欄にジュラシック・パークがあるのを見つけた。ジュラシック・パークを見た記憶が無いのにも関わらず、続きを見るの欄にあるのが気になったので調べてみたら、どうやら最初の5分程を見て視聴を止めたらしい。
時間もあるし、何か見たい気分だったし、目に留まったのも何かの縁という事で、ジュラシック・パークを見ることにした。

という訳でジュラシック・パークの感想を書いていこうと思う。
本作を見て一番印象に残ったのが、30年前とは思えないほどの映像の完成度の高さであった。特にヴェロキラプトルとグラント博士一行が館内で相対したときやヴェロキラプトルとT-REXの対決の迫力は最近の映画にも勝るとも劣らないと思えた。まぁ、私が最近の映画をあまり見ていないのもあるだろうが。
そうした映像だけではなく、ストーリーも非常に完成度が高かった。
特にティムが電気柵を上るシーンなどは恐竜が出ていないにも関わらず見ていて非常にハラハラドキドキした。
映像だけではなく、ストーリーや登場人物などにも魅力があって非常に面白い映画だというのが総評になる。さすがスティーブン・スピルバーグだとも思った。

「映画を見る」という高尚な行為をした満足感を持って布団に潜った私を待ち構えていたのは、またしても無気力感であった。抵抗する事さえもめんどくさく感じていた私は大人しく無気力感に身を任せ、手にしたスマホで夜を更かしていく。
そうして私の8月16日は終わった。


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