減価償却って何?? vol.2

では、

前回に引き続き
減価償却費の計算の1つである

『定率法』について


前回、お伝えし忘れましが、定額法と定率法で
どうやって決まるの??

ということなのですが、それは状況によって申告する人が決めて問題ありません。
分かりやすい、具体例があったので後ほど見ていただきたいと思います。

◆定率法


初年度に減価償却費を大きな金額で計上し、その後は毎年一定の償却率を掛けて、徐々に減少させていく方法。
なので、利益の余裕があり、初年度に負担をしてもいい場合は定率法を選びます。

なので、前回見ていただいた下記のイメージ図の右側にある定率法のグラフになります。

https://www.smbc-card.com/hojin/magazine/bizi-dora/accounting/depreciation.jsp引用先


計算方法としては、
減価償却費=(取得価額-減価償却累計額)×定率法の償却率(※)

(※)定率法の償却率は、「e-Gov法令検索」の「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」別表九、別表十に定められているものを使用します。
減価償却資産の耐用年数等に関する省令

のように、計算していきますが、
ここでポイントがあって
取得原価って何??耐用年数って??ってところです。

◆取得原価

購入金額だけでなく、購入するための費用である引取運賃、荷役費、購入手数料なども含まれます。

◆耐用年数

減価償却の対象となる資産がこれくらいで壊れるんじゃないかと予想される年数のことです。個々の資産の償却期間を個別に判定することは困難なので、耐用年数は法律で決まっています。
例えば、建物は11~50年、車両は10年前後、工具は2~8年、机は8~15年、椅子は5~15年などです。

のように、意外と難しくないものです。
でも、単語一つでも『ハテナ、?』がついてしまうと
文章も先に読む気がうせてしまいますよね!


減価償却費ってそういうことなんだ!!というイメージがつけばいいです。

あとは、計算は決算ソフトがやってくれたりするので考え方を理解できれば
GOODかと!!


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