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【ゼルダの伝説】ライネルとあそぼう!【ブレワイ&ティアキン】

ライネルを制すものは戦闘を制する。

とある蛮族

■まえがき

最近、最新作効果と布教の甲斐もあってか、周囲に「ブレスオブザワイルド始めたよ!」って人が増えました。
更に有り難いことにみんなクリアまではやってくれているんですが、面白いことに口を揃えて「ライネルが怖(強)すぎた」という旨の感想を話してくれまして。
ライネル、確かに強いですよね。私も初めて遭遇したときは戦々恐々でしたし、結局クリアまではあまり積極的には戦わなかった思い出があります。

そう、クリアまでは。他の殆どの敵と同様に、ライネルも戦いを避けてクリアすることは可能なんですが、でもそれだけでは勿体ない!
このライネルという敵、慣れれば慣れるほど面白く、そして倒した時のリターンも大きい、強敵にして良敵でもあるのです。ライネルを制すものは戦闘を制する。といっても過言ではありません。
というわけで一人でも多くの人がライネルに勝てるように、今回は戦い方を徹底的に解説しようと思うわけです。

の前にもう一つだけ、この項目はその性質上、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」及び「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」のネタバレを含んでいます。
なるべくライネル関係以外は触れないアンド映さない、そして戦い方も原則正攻法のみ紹介するつもりですが、基本的には「ティアキン」を用いて画像など作成していますので気になる人はここで読むのをやめてくださいね。ではネタバレ注意もしたので、具体的な内容に入っていきましょー!

■そもそもなんのために挑むのか?

改めて、ライネルを倒した時のメリットについて触れておきましょう。一番大きなところで言えば、やはり「装備面の強化」ですね。武器、盾、弓、そのいずれもが高水準の性能を持っています。
一部の防具の強化にもライネルの素材が必要ですし、特に弓に関しては一度の射撃で三発同時に矢を放つというユニークな性能になっていて、なおかつ消費する矢は一本のみ、爆弾矢などにも適用されるとまで書けば、その強力さは伝わると思います。

■前提!Switchゼルダの戦闘の基本は縦と横

対ライネルついて詳しく触れる前に両作に共通する戦闘システムについて軽く解説します。
本作の敵は、雑魚からボスに至るまで基本的な攻撃方法は横方向への攻撃と、縦方向への攻撃の二つに分けることが可能です。
例えば、以下の動画において、ボコブリンは武器を横方向に振っています。

こちらの動画はライネルですが、これも横振り。

ボコブリンくんの突進。

ライネルさんの突進。

ボコブリンくんの石投げ。

ライネルさんの弓矢。

こうして見比べてみると、モーションや規模の大きさこそ違うものの、ライネルもボコブリンも同じ攻撃をしていますね。
それに対するプレイヤーの回答も、縦攻撃に対する横跳び横攻撃に対するバク宙、もしくは横か後ろへのダッシュといったように共通しています。
もちろん変則的な攻撃を仕掛けてくる敵もいるんですが、ブレワイもティアキンも基本的には縦と横の二択。まずはこれを覚えておきましょう。

ちなみに…

この分け方で言うならガーディアンのレーザーも縦攻撃ですね。

■種類と攻撃パターンを把握しよう

ライネルも他の敵と同様に四段階のパターンが存在します。赤、青、白髪(他の敵でいう黒)、白銀ですね。それに加え持っている武器も、片手剣、両手剣、槍の3パターンがあり、どのパターンも弓は持ってます。
武器によって攻撃パターンが異なるというのは勿論そうなんですが、白髪以上になると咆哮を放った後近距離に大爆発を起こす特殊な攻撃を使用してくるようになります。

■武器攻撃

◇両手剣

【縦】三連叩きつけ

【縦】ダッシュ叩きつけ

【横】回転斬り

【横】薙ぎ払い

◇片手剣

【横】三連斬り

【横】ダッシュ切り(横)

【横】両手斬り

【横】薙ぎ払い

◇槍

【縦】ジャンプ突き

【横】薙ぎ払い

■武器以外の攻撃への対処方法

【縦】突進

【特殊】爆炎(白髪ライネル以上が使用)

【縦】火球

【縦】射撃

【横】角薙ぎ払い(TotKのみ)

■攻撃のチャンスを更に増やそう

攻撃パターンを把握すれば次第にチャンスも生まれてくるものですが、そうは言っても避けるのに精一杯で攻め時が分からない!なんてこともあるはず。そこで、更に攻撃のチャンスを作る方法をこの項では紹介してみます。

☆ジャスト回避からのラッシュを狙おう

相手の攻撃を引き付けて避ける!一番基本的な技ですが、まぁ難しい。コツを挙げるとするなら、ライネルではなく武器を見てタイミングを取る方が個人的にはやりやすいです。先の動画では殆どの攻撃をジャスト回避しているので、まずはそれを見ながら練習してみてくださいね。

☆ヘッドショットで隙を作ろう

ジャスト回避が難しい場合はこっちもおすすめ。弓矢で頭を撃って怯んだ隙に攻撃をするわけなんですが、後述する乗り攻撃にもつながるので有用性は高いです。
それぞれの方法について詳しく説明する前にライネルの位置も把握しておきましょう。目安ですが、画像の緑色の線で囲われた部分を狙ってみてください。

△正面、毛で隠れている部分も当たります。
△背面は身体と頭の間を狙うようなイメージ。

・攻撃前後の隙を狙う
初めに紹介するのは、攻撃の合間合間を縫って当てていくパターン。すべての攻撃に対して行えるようになるのが理想ではありますが、以下の攻撃が比較的分かりやすく隙を晒してくれるので狙いやすいと思います。

片手剣の両手斬り(横)
両手剣の回転斬り(横)
槍のジャンプ突き(縦)
爆炎(特殊)

・周囲の環境を利用する
周囲の岩場や木、火球を回避した後の上昇気流を利用してスローモーション射撃を行う方法。
ただし、高所に登った場合ライネルは弓を使って反撃してくることが多く、射撃攻撃は対処しにくいのがネックです。
特に弓を持っている状態のライネルはヘッドショットを行ってもひるまないので深追いはせず、近接武器に持ち替えるように接近しましょう。

・ガードジャストで体勢を崩す
この方法はタイミングを間違えた時のリスクが回避より大きいので、装備の強化や、予備の盾の用意など万全な準備ができたらば狙ってみてください。
狙う攻撃に関しては、まずは直線的でタイミングが比較的分かりやすい突進や薙ぎ払い、少し慣れてきたら角攻撃といったように、全武器共通の攻撃に狙いを絞るといいでしょう。

☆乗り攻撃を活かす

ライネルは突進後やヘッドショット怯み中に背中に乗ることで振りほどかれるまで一方的に攻撃することができます。すぐ上の動画でやっているやつですね。
もちろん大ダメージを与えられるというメリットはあるんですが、もう一つ大事なこととして武器の耐久値を消費せずに攻撃をすることが可能なんですよね。

■リソースの消費を抑えつつ倒す

というわけで、これぞライネル狩りの真骨頂。このライネルという敵はこちらの資源の消費を抑えやすく、極めれば剣一本、それも耐久値の消費もなく討伐することも可能です。
まぁ流石に剣だけでというのは負担が大きいので、現実的には弓を一つと矢もそれなりの本数必要になってきますが、矢を各地で買い集めたとしても十分なリターンが返ってくるはずです。
具体的な方法としては、相手の攻撃を避け続け、乗り攻撃のみで体力を削り切る。言ってしまえばこれだけなんですが、言うまでもなく難しいですよね。そこでヒントになりそうなポイントをここでは挙げてみます。

◇突進攻撃を避けた後、あえてラッシュに移行しない

まずは以下の動画をご覧ください。

突進後、ラッシュに移行せずそのまま見過ごして乗り攻撃を行っていますね。通常攻撃やラッシュだと武器の耐久値を消費してしまうので、ジャスト回避をしてもあえて見逃しています。
突進は回避してもかなり距離が空いてしまうこともあるので、突進が見えたら後ろに後退したり、岩や木、崖などを背にしておくことで距離を維持しやすくなります。
また、BotWでのみ、強化したビタロックがあれば距離が離れていてもライネルを停止させることで乗り攻撃に間に合うことがあります。ライネルの背後まで追いついたら【Aボタン】を連打しておきましょう。

◇(TotKのみ)羽盾を使ってスローモーション射撃を行う

まずスクラビルドを使って盾とゾナウギアの「翼」を合体させて「羽盾」を作ります。この羽盾、盾サーフィンの動作を行った際ジャンプする高さが少し上がるという効果があるので、盾サーフィン中に弓矢を構えることでどこでもスローモーション射撃が行えるようになります。
ライネルと戦う他にも非常に役に立つのですが、盾サーフィンジャンプをした後、一度盾をしまってから弓を構えないと着地時に盾の耐久値を消費する点に注意が必要です。盾の数に余裕があれば予備を作成しておくことをお勧めします。
操作手順としては【X→ZL+A→B→ZR】。ジャンプとダッシュボタンを切り替えている場合は【B→ZL+A→X→ZR】となります。文字にすると少し複雑ですが、落ち着いて操作すれば間に合うので、まずは高所から落下する形で【盾サーフィン→盾をしまう】の動作から練習してみましょう。

あくまでも目安はありますが、この動画も参考にしてみてください。

◇【番外編】(TotKのみ)ライネル撃破メカを作って倒してもらう

本作ならではの解決方法として、攻撃を担当する装置をゾナウギアで作成し、自身は回避に徹するという手段もあります。当然BotWでは使えない手段ですし、そもそも戦闘に慣れるというこの項目のコンセプトからそれてしまいますが、一応紹介しておきます。
前提として、ライネルはゾナウギアを出していると咆哮を放って破壊してしまいます。そのため、空中から攻撃できる装置というのが設計する上での要点になりますから、空中で静止する性質を持つ「浮遊石」、自動攻撃のための「ゴーレムの頭」、長距離攻撃ができる「光線の頭」を軸に作成するのがいいでしょう。
加えて今回は、余っていた「オクタ風船」を使って高度を稼ぐこととします。まずはゾナウギアを作成し、電源を入れていない状態で風船を装着、ちょうどいい高度に達したら弓矢で浮遊石を起動することで、風船が破裂しても空中に残り続けてくれます。設計自体は無風の空間で行い、ブループリントで現地生産を行うのがおすすめです。

△とりあえずやってみた例。これに関してはTwitterやYouTubeなどでもっとスマートな作成を探したほうがいいと思います。

■おまけ

みんなから怖がられているライネルですが、実は魔物にしては紳士的な一面もあります。というのもライネルがこちらを発見しても、こちらが武器を取り出したり近寄りすぎたり、ずっと立ち止まっていなければあちらから襲いかかってくる事もないのです。(一部例外の個体もいます)
ちなみに武器のほか、カメラを向けてもこちらに襲いかかってきます。戦う気がある相手としか戦わない強者感といい、カメラを向けると恥ずかしがって(?)襲いかかってくるところといい。ちょっと可愛らしく見えてきませんか?顔も犬っぽいし。

△角攻撃の時は目を瞑るちょっとお茶目なライネルさん。

■あとがき

ゲームの攻略っぽい記事を書くのはこれが初めてなんですが、前々からやってみたかったことの一つでした。SwitchからTwitterに動画をアップロードして、ツイートのリンクをnoteに貼り付ける。という方法を使ってみたんですがどうでしょう。もしも感想やご意見などあればTwitterにまで頂ければと思います。

ちなみに作る側の感想としては、まぁかなり大変でした。ライネルのいる場所を調べるのはそうなんですが、夜や雷雨だと動画が見にくいので晴れている日を狙ったり、逆光にならないように位置取りをしたりと、こだわりだすとキリがなくてェ・・・。

ともかく、この記事が誰かの攻略の参考になれば幸いです。ここまでお読み頂きありがとうございました!

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