見出し画像

「不完全性の中」に「完全性がある」数字のもつエネルギー9年周期の循環サイクル


狭い視野で人生を眺めると
確かに人生は常に公平ではないかも
しれません。
けれども「自分」という枠を超え、
大きな次元に立って見渡すと
常に公平に機能していることが
わかります。



心の柔軟性を学ぶにつれ、
「人は人、自分は自分、
自分に与えられた資質を最大限に生かし、
今の状況で最善を尽くせばいい」
という見方ができるようになります。



どんなチャンスにもどこかに
欠点があるように、どれほど困難な
問題からもチャンスを生み出すことが
できるものです。



柔軟であることは時に、
ある出来事に出合い、
苦悩する自分やまわりの当事者を
高いところから俯瞰することを意味します。
苦しみに出合ったとしても、そこから
何らかの喜びを見出すことができます。
そして長期的視野に立ち、その経験から
得られることに目を向けるのです。



そして
欲しいものを首尾よく手に入れたとしても
変化を続ける世の中でずっともち続けて
いることはできません。



それでも大いなる存在の視点、
つまり、心の奥底に誰もがもっている、
大いなる知恵と忍耐、愛、理解を前提として
自分や世界を眺められるようになれば、
喜びと悲しみ、苦しさや楽しさを含む
地球上の出来事はすべて、
偉大な進化の過程にあるという点において
完璧な姿をしているということがわかります。



どれほど醜く「不完全」な欠陥を見つけても
あらゆるものごと、あらゆる状況、
あらゆる人は一見よくない障害物を
乗り越えることで進化しているという意味で
究極の完全性をもっています。



この世界は「さらなる真実」「さらなる美」
「さらなる優しさ」「さらなる愛」へと
進んでいるのだから、これでいいのだ
と安心していることができます。



私たちはこの世の中でつまづきながら
成長し、そして進化していきます。
生命ある限り変わり続け、学び続け、
成熟し続け、愛と調和に満ちた世界の
創造に向けて向上し続けます。



それは自尊心を満たすためではなく、
新たな自分を発見し、その成長を楽しむ
という経験のために向上することは、
私たち魂の本来のあるべき姿かもしれません。



地球上に完璧というものは存在しません。
どんな人も、どんな行動も、
どんな作品にも欠点はあります。
そんなに懸命に働いても、どれほど熟練しても
私たちはみな、どこかで間違いを繰り返します。
進歩とは、間違いを少なくする過程。



私たちにわかることは
「不完全性の中」に「完全性がある」、
ということだけです。
そしてこのことに気づいたとき、
より覚醒した「人生への扉」が
開かれることでしょう。

そして、
「1〜9」の基本数は人生に影響を与える
循環のサイクルを形成しています。
人生に作用する、大きな力とリズムを知れば、
それに合わせて個人の行動のタイミングを
測ることができます。
時間という流れの中でそれぞれのエネルギーが
最も盛り上がる瞬間の波頭に乗り、
自然の力を最大限に生かして泳ぐうちに
宇宙と調和し、一体になる至福の感覚を
育てることができるでしょう。



誕生数に内在するエネルギーは、
私たちの生涯を通じて関わってきます。
そして1から9の基本エネルギーもまた
規則的な循環サイクルを構成し、
人生に影響を与えます。



私たちは誕生数だけでなく、
人生において9年周期の強い影響を
受けています。
ですから毎年、新たな課題と機会が
訪れるのです。



周期の各年のエネルギーは、
種まき、生長、発育、収穫、そして
新しい周期に備えた畑の整備、
と考えることができます。
人生のタイミングについて実に有益な
情報を与えてくれます。


「1から9」の年にはそれぞれに
テーマがあります。
誕生月・日と調べたい年を足すことによって
その年に何がテーマになるか、
いつでもみることができます。
よかったら参考になさってみてください。


<自分の正確な誕生年月日(※本より抜粋)>

誕生日の「月」と「日」を足して
一桁にします。

例)1945/6/19生まれの人の場合は、

1945ー6ー19となります。

1945ー6−19の場合、

1+9+4+5+6+1+9=35

合計して得られた2桁の数字を
もう一度足して一桁になるまで
足し上げましょう。

35=3+5=「8」となります。

もし最初の数字が0の場合、
たとえば、20、30、40

20=2+2=4

<まず最初の合計を紙に書き、
/ スラッシュのあとに続けて最終的な合計
を書きます。これが誕生数です。>


最初の合計が35、
最終の合計が8、なので
誕生数は、「35/8」となります。

その年のエネルギーを知るには、
生まれた年の代わりに2022を使い、
2022ー6ー19とします。

2+0+2+2+6+1+9=22

2+2=4、となります。

」のエネルギーの年となります。

では「9年周期」を見ていきましょう。



<1、安心→創造の年>


周期の第1年は、創造、つまり種まきと
新生の年です。
自分を信頼して新たな物事に取り組む年。
植えられた種にはまだ、地面を突き抜けて
顔を出す芽が育っていません。
この年は、種まきと計画の時期、
つまり地図を作成して今後の行き先を
決定する時期です。
仕事をやめて学校に戻ったり、
新たな技術や能力を身につけたり、
新しい場所へ引っ越すなど、何であれ
何かを新規に始める年。
時は早春、雪はまさに溶け出そうとしています。


<2、バランス→協力の年>

周期の第2年を迎えた種は、
周囲の助けを必要とします。
太陽や土や水です。
私たちの人生における周期の2年目は、
何らかの形で他の人と協力し、
自分の限界を見出し、周囲との関係の中で
新しい仕事や活動を決定する年です。
私たちは新しい絆を形成し、
協力者のネットワークを作ります。
地面は次第に暖かくなってきます。


<3、感性→表現力の年>

周期の第3年に種子は地面を突き破って
日光のもとに出てきます。
まだ弱々しいながらも新しい活動が、
形を取り始めるのです。
新芽はまだ青々として無防備です。
この時期は、時に感情が敏感になり、
「私にできるだろうか」と疑いが
生じることもあります。
しかしそのうち視界は徐々に広くなり、
私たちはより多くを見、より多くを
経験するようになります。
時は、晩春です。


<4、プロセス→安定の年>

周期の第4年には若い茎は次第に
太くたくましくなり、地中深く根を
下ろします。
この年は安定を確立する、
とても大事な時期です。
目先の見栄えを考えたり、先に進むのではなく
自分の根の強さを確かめなくてはなりません。
これまでのことを再検討し、反省して
やり残していたことをやり直し、
自分がこれまで進めてきた体制を再構築し、
もう一度、完全な準備ができているかどうかを
確かめるのです。
夏はもうすぐそこにきています。


<5、訓練→自由の年>

周期の第5年には私たちの木に
花が咲き始め、鳥やミツバチや森の生き物と
多様な生命を引き寄せます。
ここまで堅実に仕事をして、
土地が肥えているならば、つまり、
ここまでの4年間を十分に利用して
立派な基礎を作り上げてきたなら、
まさに今がチャンスです。
多くの選択肢と機会が開かれている時なのです。
果樹園には最初の実がなります。
時は今、祝福の季節、夏がきたのです。


<6、受容→理想の年>

周期の第6年は与える時です。
果樹園の果実を収穫とし、
これまでの順調な運命を享受する者の責任と
高邁な理想のもとに、人々と豊穣の果実を
分け合うのです。
この年の特徴は寛容さと豊かさですが、
同時により大きな視野でこれまでの
出来事や現状、そして将来の予想を率直に
受け入れ、認識する年でもあります。
季節は晩夏です。


<7、開放→信頼の年>

周期の第7年は果樹園に素晴らしい
収穫を与えてくれた大自然と大いなる
魂を思い出し、感謝する時です。
この年は目的に向かう足を止め、
楽しみくつろぎながら、
今までを振り返って内省する時期です。
1年目の創造的衝動、
2年目のチームワークと協力、
3年目のか弱さと疑いの克服、
4年目の再編成と地固め、
5年目の収穫、
6年目の分かち合い、
そしてこの年はこれまでの活動の
すべてがあってこそ今があることを悟り、
感謝する年です、秋になりました。


<8、権威→影響力の年>

周期の第8年はこれまでの7年間、
意欲をもって努力を続けてきた人が、
豊かな報酬と実りを受け取る時期です。
どの程度収穫できるかはこれまでの
努力の質によって決まります。
今では木は高く、強く立ち、堂々として
枝にはたわわに実が実り、収穫されるばかり
になっています。
変革に向かう風が吹き始めて
秋の木の葉は黄金色や虹色に輝いて
ハラハラと落ち、晩秋の日々を彩ります。


<9、知恵→高潔さの年>

周期の第9年は完結の年。
解放の年、知恵を探究する静かな内省の年。
ひとつの周期の終了と新たな周期の始まりを
知る年です。
執着しても何にもなりません。
すべては過ぎ去り、秋は終わりました。
今は次の春、次の周期に新たな希望と
活力をもって再び種を蒔けるよう、
畑に肥料をまき、
土地を耕さなくてはなりません。
そして過ぎ去りつつある周期の経験で
手に入れた知恵によって、
新しい周期をよりよいものにするのです。
ほろ苦い冬は内面の静けさや沈黙の時期を
もたらします。
私たちは再び光が訪れるのを待ち続けます。

あなたをいつでも応援しています!
ありがとうございます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?