見出し画像

ドラマがあったフェブラリーS。オーナー、調教師ともにJRA・GⅠ初勝利

11人気で1着となったペプチドナイル。
オーナーの沼川一彦さんは80歳。これまで延べ5頭のGⅠ出走で初のJRA・GⅠ初勝利。過去の最高着順は13年のダービー(ペプチドアマゾン)と15年の阪神JF(ペプチドサブル)の4着。JRA重賞も延べ19頭出走で初勝利と初物ずくしとなった。
今回も11人気で期待は低かった。このお年でこの勝利は夢のような出来事だろう。なお調教師の武英智師も管理馬初出走で初勝利。JRA・GⅠは管理馬延べ16頭出走でこれまた初勝利。

さてこのペプチドナイル。
血統的にみると父キングカメハメハに母父マンハッタンカフェのいかにも芝馬。クラッシック路線を期待されたであろう。

予想通りデビュー2戦までは新馬戦(芝2000)、未勝利戦(芝2200)を使われている。しかし芝2戦とも1秒以上の敗戦でダートに矛先を向けるとそこから3連勝。芝2戦ではスタートして13番手、11番手と序盤ついて行けないレースが続いていたがフェブラリーSまでのダート17戦では10番手以降のなることが一回もない行きっぷりでフェブラリーSでも4番手からの抜け出し。大手ばかりが勝つのではドラマがない。このようなことがあるので馬主業は辞められないのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?