2023年4月のジミーソウルラジオ

Jimmie Soul Radio、通称ジミソラジオはDJのジミーソウルさん(日本人)が"メロウ&グルーヴィー"をキーワードに素晴らしい楽曲を幅広く、心地いいお話とともに届けてくれるラジオ番組です。リラックスした雰囲気もありながら、音楽やそれにまつわるお話も盛りだくさんで私自身、毎週楽しみに聞いています。        
そんな大好きな番組についてもっと知ってもらいたいのと自分用のメモを兼ねて放送内容を文字にしてみました。野暮なこととは思いますが、まだ聞いたことのない方にも興味を持ってもらえたら最高です。
こちら香川県RNC西日本放送から毎週木曜日夜11:00~11:30に放送していますが、ラジコのプレミアム会員になれば日本全国から聴くことができます。気になった方はぜひ聴いてみてください。


4月1週目(2023.4.6) 新年度、DALAレコードインタビュー(後編)

1.Thee Sacred Souls / Running Away
2.Billy the Kid / Dreamin' of My Love
3.Wilsn / Tell Me
4.Jalen Ngonda / If You Don't Want My Love
5.Saratoga / Rainy Town Light

2023年度初回の放送ということで番組オープニング曲が新しくなりました。今回はThee Sacred Soulsで「Running Away」(楽曲1)。タイトルが紹介され、引き続きお聴きくださいと曲が流れます。

番組を初めてお聴きになる方もいるかもしれませんのでこういった番組ですよという自己紹介的な回にしたいと話すジミーさん。
先週はDALAレコードのBilly Aukstikさんのインタビュー前編を紹介しました。その際に番組放送開始当初のオープニング曲The Dramaticsの「If You Haven't Got Love」に触れましたが、5年前のことなので記憶が怪しいところもあり、ディレクターさんに番組の初回放送の音源を送ってもらい確認したそうです。
(番組初回の音源 ジミーさんの挨拶)
「自分でもびっくりしたんですよね。こう今と話してる感じが・・・変わってなかったっていうね。こう自分の中で5年もやっててもうちょっと上手くなってるのかなーと思ってたんですけど、トーンがまったく変わってなくて自分に驚きました。」

そんなジミーさんがお送りするジミーソウルラジオ。このあとはニューヨークのDALAレコード、Billy Aukstikさんのインタビュー後編をご紹介していきます。
こんな感じで世界中の特にインディペンデントで活動しているミュージシャン、レコードレーベルの方に直接ZOOMで話を聞いたりしています。

まずはDALAレコード開始当初の様子について聞いています。
(インタビュー音源)
2015年にレーベルは二ューヨークの彼のアパートメントでスタートしました。スタジオはまさにベッドルームスタジオということで彼の寝室から。最初はいわゆるMTR、4トラックのカセットマシーンから周りの友人たちの録音を始め、その中でもアルバムを何枚か作りました。彼はトランペットを学ぶために大学にいたそうですが、その大学の友人たちのレコーディングからそのキャリア、DALAレコードをスタートしました。レコーディングのほうは遊びでやっていたので副業としてで、のちにレコーディングが大好きになりアナログ機器を使うことを学びましたとのこと。
レコーディングは彼ビリーさんとアーティストの距離が近い特別なプロセス。
みなさん今はパソコンでされる方も多いと思いますがアナログでレコーディングしてるので画面もない。テープと音楽だけです。そのおかげで気が散るようなこともほとんどなかったから素晴らしい音楽が作れたと思う。今はレコーディングスタジオを設け、大きな音量でドラムをたたくこともできるし当然スタジオの音も格段によくなりプロフェッショナルな音になりました。自身のレコーディング自体のレベルもここ数年で格段に上がったと思うとビリーさん。

続いては先週彼がDaptoneを代表するシンガーのひとりCharles Bradleyと一緒にツアーしていた話を紹介しましたが、やっぱりDaptoneの影響は受けていますかということを質問しています。
(インタビュー音源)
正に彼はDaptoneの影響は凄く受けているそううで、そもそもDaptone自体が彼ビリーさんがレコーディングやプロデュースに興味を持った大きな理由のひとつとのこと。
Charles Bradleyと一緒に演奏していたときに彼がビリーさんをDaptoneのスタジオに招待してくれました。彼らがどのようにレコーディングをし、どのようにアルバムを作っているのかを目の当たりにして本当に驚ろかされたそうです。
とてもシンプルでかつ合理的で音楽、歌、シンガー、あとレコーディングするテープマシーンだけで何も邪魔をするものがない。一見シンプルで簡単なプロセスだったんです。このレコーディングの風景を見るのが本当に好きででした。アーティストやバンドのパフォーマンス自体に焦点を合わせていました。それをアルバムに反映させるためにはそもそも優れたパフォーマーである必要があるんです。
彼ビリーさんが影響を受けたのは歌やアーティストが当然レコーディングに反映されたような優れたものにする、そして余計なものを取り除いて純粋な音楽が伝わるようにするのがとても重要だということ。そのようなアプローチを彼はDaptoneから大きな影響を受けたと言っていました。
ビリーさんが彼自身もトランぺッター及びにビンテージのSly Stoneなんかが使っていた70年代のビンテージのリズムマシーンを使って自分のトラックも作っています。
そんなビリーさんの楽曲をここでご紹介です。Billy the Kidという名義で彼も楽曲をリリースしており、この曲に関してはそのリズムマシーンは使っていませんが素晴らしいメロウなナンバーなので皆さんも気に入ってくれたら嬉しいですとジミーさん。
ここでBilly the Kid「Dreamin' of My Love」(楽曲2)をオンエア。

彼Billy Aukstikさん自身はソウルな楽曲も当然好きなんですけどもビーチボーイズやビートルズも大好きで今ちょうど彼自身の新しいアルバムの制作にも取り掛かっているそう。またDALAレコードの未発表曲などを含めたコンピレーションアルバムの準備もしているそうです。
これからのリリースが楽しみですね。

このレーベルはBobby Harden & The Soulful Saintsのいわゆるど真ん中ソウルミュージックからGentle Natureのような新しい世代のインスタルメンタルアーティストまでジャンルの幅が広いですが、一緒に仕事をするミュージシャンに声をかけるときの基準について質問しています。
(インタビュー音源)
ビリーさん自身並びにビリーさんのソウル、スピリットと繋がるものでなければならないと思います。音楽もアーティストもとのお答え。
たとえ比較的新しくあまりレコーディングしていないアーティストでも彼らがやろうとしていることに共感できればいいんです。そこに発展させることができる何かがあると感じられるそれが私の求めているものです。そしてそもそも自分が聴いていて楽しいと思えるような音楽を新しいアーティストと一緒に作っていきたいとビリーさん。
この辺もColemineのTerry Coleさんと同じような感じもしますしテリーさんもビリーさんもホントスーパーナイスガイですよねとジミーさん。

最後にニューヨークの新進気鋭のレーベルDALAレコードのBilly Aukstikさんからメッセージをもらっております。
(インタビュー音源 ビリーさんのメッセージ)
インタビュー音源に続きWilsn「Tell Me」(楽曲3) のオンエア。

こちらのナンバーは彼ビリーさんがトランペッターとして参加しています。オーストラリアのシンガーWilsnさんんで「Tell Me」。アルバム『Those Days Are Over』は全編モータウンぽい楽曲があったり他いろんなタイプのソウルミュイージックが楽しめるアルバムとなっておりますのでぜひチェックしてみてくださいとのこと。

続けてご紹介するナンバーはビリーさんのインタビュー内で話題に上ったDaptoneレコード最新の楽曲になります。ロンドン在住のシンガーJalen Ngondaさんの「If You Don't Want My Love」(楽曲4)。
こちらの楽曲バックを固めるのはあのCharles Bradleyのバックバンドをしていた方々なのでやっぱりニューヨーク、伝統のニューヨークソウルミュージックが形成されているといっても過言ではないのではないでしょうかとジミーさん。

今日最後にご紹介するのはSaratoga。Saratogaとういう1980年にリリースされたセルフタイトルのLPがまたスーパーレアな自主盤であるそうですが、こちらから当番組ではお馴染み東京のDJノトヤさん監修の7inchとして4月22日のレコードストアデイでリリースされます。A面の「Rainy Town Light」(楽曲5)をオンエア。

「そんな訳でこの番組は今は世界中のインディペンデントレコードだったりアーティスト、あとDJの方に直で連絡をとりあって比較的他の番組ではかからないような楽曲を積極的にご紹介していっておりますので引き続きみなさんよろしくお願いいたします。」
(BGMに再びThee Sacred Souls「Running Away」)
このあとメール募集の呼びかけなどを行い番組は終了となりました。

2023年4月2週目(2023.4.13) インストゥルメンタル特集

1.The Handoors / Koi No Yokan
2.The Handoors / Give It Up
3.Ryozo Band / Voyage
4.Ryozo Band / Utopia
5.Kerbside Collection / Metalurgica
6.Brian Thomas / Orange Tape
7.Tetrao Urogallus / Aurora

先週からの新しい番組オープニングテーマThee Sacred Souls「Running Away」ですが最高じゃないですか?コレ本当びっくりしちゃって彼らスロウな楽曲で有名になってるかなと思うんですけどこんなアップテンポのナンバーもバッチリやってくれてこの楽曲のベースとか本当最高ですよねとジミーさん。

この週は番組史上多分初めての試みでオールインストゥルメンタル曲、いわゆるボーカルのない楽曲だけで送りしていきました。
まず1曲目にご紹介するのはあのスーパーギタリスト竹内朋康さんの新しいバンドThe Handoors。6月7日にあのラテン鈴木さんがなさっているディスクユニオンのレーベル、URBAN DISCOSから7inchも出ますし、アルバムもリリースされるそうです。7inchの方はCurtis Mayfieldの「Give Me Your Love」と安全地帯の「恋の予感」カバーで、このThe Handoorsはオルガンの鳴るジャズファンクバンドになります。ジミーさんこのアルバムを事前に受け取り7inch化するならどの曲がいいかと竹内さんから聞かれていましたが、答えた曲とは違ったようです笑。ここで「恋の予感」(楽曲1)とKool & the Gang「Give It Up」(楽曲2)カバーをお届けです。

続いても日本人アーティストの楽曲をご紹介していきます。以前番組にも登場したベーシストRyozoさん、Ryozo Bandのサードアルバム「Utopia」がリリースされました。こちら4月22日のレコードストアデイにLPが出ます。こちらも2曲、オープニングのインタールード的な「Voyage」(楽曲3)とリード曲である「Utopia」(楽曲4)をオンエアです。

次はオーストラリア、ブリスベンのバンドをご紹介。Kerbside Collectionというバンド、2022年に出たアルバム『Round The Corner』の中からジミーさんの今日の気分で3曲目「Metalurgica」(楽曲5)が流れます。

このホーンの感じを引き継いで紹介するのはボストンのトロンボーン奏者Brian Thomasさん。彼の最新シングル「Orange Tape」(楽曲6)をオンエア。

「ドラムも打ちまくりで最高という感じでみなさんブチ上がって頂いたかと思うんですけども最後はですねちょっとダークにして終わろうかなと笑。こちらドイツのバンドでこれはまた読み方が難しいんですけどもテトラオウロガラス?とまぁ読むんでしょう。でですね彼らはですねあのブラック・サバス、オジー・オズボーンがいたブラック・サバスとノーマン・ホィットフィールドがプロデュースしたサイケデリックソウルを合わせたようなサウンドを作ってて今個人的にはものすごく聴いてるバンドになります。それではお聴きくださいTetrao Urogallusの『Aurora』(楽曲7)になります。」

「はい、インストゥルメンタル特集いかがだったでしょうか。ご好評でしたらまたしたいと思います。」
このあとはメール募集などの呼びかけを行い番組は終了となりました。

4月3週目(2023.4.20) F-Spotレーベルインタビュー

1.Jungle Fire / Movin' On feat. Jamie Allensworth
2.The Night Owls / Live And Let Live feat. Miles Tackett
3.Rhythm Roots Allstars / Say I Do feat.John Arthur Bigham
4.John Arthur Bigham / Slow Dancing
5.Rhythm Roots Allstars / Island Hustla
6.Risa Minamai / Aoi Jammica

先日Jungle FireによるRay Barrettoのカバーをオンエアしましたが、こちらをリリースしているロサンゼルスのF-Spotというレーベルのファウンダー、創始者のDavid CeliaさんとのZOOMインタビューの様子をお届です。
(インタビュー音源 自己紹介)

まずは前回のDALAレコード同様F-Spotのレーベル名の由来を聞いています。
(インタビュー音源)
正直この質問はよく聞かれるそうです。ただまぁデイビッドさん自身は謎のままがいいと話していました。
このFスポットのFはフレドリアの略でフレドニアドライブというLAの通りの名前のようです。彼の友人がFスポットとそこを呼んでいて、いろんな友人を招いて音楽を録音したりバンドの練習をしたりする場所でした。そこから友達同士の間で造語的な感じでFスポットという名前が生まれ、そのままそれが定着してレコードレーベルを立ち上げた際もレーベル名として使っているとのこと。

次に具体的にF-Spotレーベルをいつからスタートさせたかを質問します。
(インタビュー音源)
2014年に多分最初の45、7inchレコードをリリースして、2018年頃からもう少し本格的になって他の友人も加わっていくようになったとのこと。

続いては最初にも触れたJungle Fireの「Together」について。こちらはBandcamp上でデジタルだけで出ていたものが今回7inch化されたのでそのことについて質問しています。
(インタビュー音源)
(BGMとしてJungle Fire「Movin' On feat. Jamie Allensworth (楽曲1)をオンエア)
Jungle Fireのこの曲は数年前にBandcampでリリースされていたものなのですが彼ら自身はプレスする手段もなく野心もなかったそうです。
このパーカッションを演奏しているのがF-SpotレーベルでもBombillasやThe White BlindsのドラマーであるMichael Duffyさん。以前はJungle Fireのメンバーで、彼のJungle Fireの中での最後のレコーディングの1曲だったそうです。このMichael Duffyさんが7inch化したいと、メンバーと連絡を取ってF-Spotレーベルからこの度出ることとなりました。裏の楽曲の「Movinʼ On」もBrass Constructionカバーでラテンバージョンという素晴らしいカップリングです。ボーカルを両面務めているJamie AllensworthもF-Spotの他の楽曲でフィーチャリングされたシンガーということでF-Spot人脈の7inchになっています。

この7inchは両面カッコいい素晴らしいカバーなのでぜひチェックしてもらいたいですとジミーさん。ご本人にもホントに日本でも人気あるんですよと伝えます。
(インタビュー音源)
彼のほうの在庫ももう残り僅かということでこちらますます急いでくださいねということなんですが、同時期にF-Spotを代表するもう1組The Night Owlsの7inchも出ます。「Live And Let Live feat. Miles Tackett」という楽曲で、あの日本が誇るスーパーDJのKOCOさんが動画で2枚使いしていたりしてこちらも大人気。この楽曲はJimmy Jonesという人のカバーでディッケ(Deke)というレーベルから出ています。Jimmy JonesのバージョンをLarge Professor というヒップホップの有名プロデューサーがプロデュースしてるのでKOCOさんはJimmy JonesのオリジナルからThe Night Owlsを超絶スキルでまた繋いでて2枚使いしてたりしてるそうです。

この楽曲はヒップホップを知っていてサンプリング好きだという人だったらヒットするけどいいわゆる一般的に有名な曲ではありません。相変わらずあなたのレーベルのカバー曲のセンスは素晴らしいですねとジミーさん。
(インタビュー音源)
こちらのThe Night OwlsのカバーはリーダーのDan Ubickさんが選んでいます。このThe Night Owlsは日本でも人気あるそうですね。去年アルバムが出たグループですが彼がシンガーも選んでディビッドさんのところへ持ってきてくれ、いつも本当に素晴らしくていいものを作ってくれます。特にこの「Live And Let Live」は特別だったんだと語っていました。
Miles Tackettさんがこの曲ではリードボーカルを取っていますが、この名前にピンとくる方は20年くらいファンクの曲を聴いているのかなという方ではないでしょうか。このMiles TackettさんはあのBreakestraのベーシストです。Miles Tackettさんがボーカルを取っていますがこのダンさんとマイルスさんは高校の同級生で長い付き合いだそう。ちなみにこのDan UbickさんはConnie Priceという名義でStones Throwなどでも活躍していましたしThe LionsのメンバーでもあったのでLAの1900年代後半から現在に至るまである種、中心にいる1人です。Breakestraの方は最近そこまで活動はしていませんがロサンゼルスのビッグコラボレーションじゃないですかとジミーさんからも伝えたそうです。
ここで楽曲をオンエアです。The Night Owlsで「Live And Let Live feat. Miles Tackett」(楽曲2)

続いてはいわゆるソウルミュージックの新譜のなかでも素晴らしい楽曲がF-Spotレーベルからリリースされています。こちらがRhythm Roots Allstars「Say I Do」という楽曲で、シンガーはJohn Arthur Bighamという方が務めています。こちらちょっと前に出た7inchなんですけど聴いたらみなさん欲しくなっちゃうと思うのでスマフォかパソコンを準備してくださいとのこと。こちらの楽曲3をオンエアです。

この楽曲について聞いています。
(インタビュー音源)
まずはジミーさんからソウルミュージックのファンとしてこのような素晴らしい楽曲をリリースしてくれてありがとうと感謝を伝えました。この曲はデイビッドさんの中でもこれまでリリースした作品の中で最も気に入っている楽曲のひとつだそう。このRhythm Roots AllstarsはLAのスタジオミュージシャンのスーパーバンドといったグループでスタジオプロジェクトに近く、彼らは少し前までアクティブに活動していました。本業はスタジオミュージシャンで、あのDe La Soulの2016年の「and the Anonymous Nobody...」なんかではバックバンドを務めています。この楽曲についてディビッドさんは10年くらい前と言っていたのですが、ジミーさんがこのあとシンガーのJohn Arthur Bighamさんとも連絡を取ったところ彼は数年前と話してたそうです。放置されていたのをこれは世に出す必要があると思い、このRhythm Roots Allstarsのデビーさんという方が中でもせっかくだからだそうよということになってこの度F-Spotレコードから出ることになったそうです。
こちらのJohn Arthur BighamさんはFishboneで歌っていたこともある方で、今はわりとブルースっぽい楽曲を精力的にリリースしています。せっかくだから今の曲もかけてくれよと言ってくれたそうなので最新リリースより「Slow Dancing」(楽曲4)をオンエアです。

続いてはレーベルでスカウト、声をかける際の基準について質問しました。
(インタビュー音源)
ここでも最初の基準は好きであること。ほとんどのレーベルのオーナー、ヘッドが言うように本当に感動させるものでなければならないとのこと。
そしてそれはもっと感覚的なもので最初の10秒で私の耳をとらえることができるような音源、バンドと仕事をしている。レトロまでとは言わないけどちょっと硬質で暖かみのあるサウンド。デイビッドさんが好きな60年代、70年代のサウンドを思い出させてくれるようなものでなければならないんだと答えていました。
そんなデイビッドさんに最近リリースしている楽曲から1曲選んでもらいました。デイビッドさんによる曲紹介に続きRhythm Roots Allstars「Island Hustla」(楽曲5)をオンエア。
かっこいいですねとジミーさん。こちら先ほど紹介した「Say I Do」のB面となっております。

デイビッドさんのインタビューはここまで。まだお知らせはできないですが今後のリリースについてジミーさんは色々教えてもらったそうです。今後も目が離せない注目のレーベルですね。

最後に日本からのアンサーということで、あのFLATT THE LAIDBACKさんが主宰するEXHUME EXHUMEがリリースするこれまた原盤はものすごく珍しいレコード、南里沙さんの「蒼いジャマイカ」(楽曲6)という楽曲をご紹介です。こちらマスタリングし直して7inchシングル、かつB面には未発表のインストバージョンで4月22日のレコードストアデイにリリースされます。

このあとはメール募集の呼びかけなどを行い番組は終了となりました。

4月4週目(2023.4.27) ノンストップ放送

1.Hot Mustard / Butcher Block
2.The Sextones / You're So Fine
3.The Jades / I'm Where It's At
4.The Masqueraders / I Got The Power
5.Freddie Chavez / They'll Never Know Why
6.The Natural Four / I Thought You Were Mine
7.The Harvey Averne Dozen / Think It Over
8.Carl Hall / Mean It Baby
9.Tykarim / Lighten Up Baby
10.Lorraine Chandler / Mend The Torn Pieces Of My Heart
11.Eula Cooper / Let Our Love Grow Higher
12The la Dellics /I'll Never Change (My Love For You)

今週も楽曲紹介からスタートです。まず紹介するのはHot Mustardこちらサウスカロライナのジョンズアイランドという所のグループ、ユニットです。先ごろアルバム『Seconds』がリリースされました。こちらGentle Natureを好きな方には抜群にオススメだそう。そこから「Butcher Block」(楽曲1)をオンエア。
今週このあとは先日お送りしたインストゥルメンタル特集に続く番組初の企画、楽曲だけでお送りします。DJミックスというほどかっちりはミックスしてないんですけどノンストップでたくさんご紹介させていただきまして皆さんにですね今日の選曲プレイリストを作っていただいてできたら番組にメールをもらえたら正解した方には私のほうからレコードを1枚お送りしちゃおうかななんて思っておりますとジミーさん。
まもなくゴールデンウイークなので家族で外出される方などは渋滞を乗り切るBGMになればと思いますと話していました。
ここからは楽曲2~12をノンストップでオンエア。

「はい。ノーザンソウル最高。ソウルミュージック最高ということで皆さんも気に入ってくれたら嬉しいです。今日のプレイリストみなさんぜひぜひ作ってもらってメールのほうよろしくお願いいたします。」
この後メール募集の呼びかけを行い番組は終了となりました。

4月のプレイリスト

放送でオンエアされた曲をまとめてみました。見つけられなかった曲や放送時と違うバージョンもありますが、ご了承ください。
アップルミュージックが調子悪いようなのでスポティファイでも作ってみました。

・アップルミュージック


・スポティファイ


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