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格闘技を始めてみたいけど殴られる恐怖心が強い方


久しぶりに投稿させて頂きます。
今日は格闘技を始めてみたいけど、殴られるのが怖くてなかなかジムに入会する勇気が出ない
という方向けに情報を提供させて頂きたいと思います。
自己紹介も含め、今までの経歴を少しお話させて頂きます。

私は現在40才の男です。
中学生の時に、当時テレビで放送されていたK-1を何気なく見たことが格闘技との出会いでした。
アンディフグやピーターアーツなど、当時のK-1選手達の戦いに心を奪われました。
「俺も強くなりたい...」そう思い、私はすぐに母親に相談し、自宅近くにある極真空手道場に入会しました。
さらに強くなるため、高校では柔道部に入部しました。
最初は強くなっていく自分が楽しくて熱心に稽古に励んでいましたが、私の中にどうしても消えない疑問がありました。
「道場の人たちは強い人ばかりだけど、顔面パンチが無いって実践的な格闘技と言えるのかな?」
極真空手を習っている方、本当に失礼な言葉で大変申し訳ございません。
これはあくまでも私個人の見解です。愚かな意見だと思って聞き流して頂けると有難いです。
現にフランシスコ・フィリオやグラウべ・フェイトーザなどは極真の選手として大活躍しておりましたので…
極真空手は約1年半ほど続けていたのですが、私の疑問は消えることなく、柔道との両立が体力的に厳しくなってきたこともあり、
極真空手は1年半で退会することとなりました。
高校柔道での最後の大会が終わり、顔面パンチへの疑問もあった私はボクシングジムに通うこととなりました。
入会して約2か月が経った頃、初めてジャブだけのスパーリングをさせてもらうことになりました。
「ついにスパーリングができる。腕力には自信がある。」
そんな思いでリングに上がりました。
しかし、リングに上がった瞬間、つい1分前までの自信は完全に消え、殴られる恐怖心だけが
私の心を完全に支配しました。
頭の中は真っ白になり、殴られることへの恐怖しか無く、ただがむしゃらに突っ込んでいくことしかできませんでした。
喧嘩の経験が無いわけでは決してありません。
しかし、なぜか恐ろしくて相手をまともに見ることすらできませんでした。
その様子に呆れたトレーナーの方が、すぐにスパーリングを止めました。
「君はまだスパーリングをできるレベルでは無いな」
私の初スパーリングは、わずか10秒程度で終わりました。
その後、完全に自信を失った私は1週間後にジムを退会しました。
それから約15年間は格闘技と無縁の生活を送っておりました。
しかし現在はキックボクシングのジムに約3年通い、試合にも2回出場した経験があります。
残念ながら惜しくも2回とも負けてしまいましたが…
負けた原因に関してはハッキリしています。
完全な練習不足です…すみません…
ということで私の経歴や自己紹介は以上となります。
試合には負け続けましたが、本気で練習を頑張れば勝てる自信はあります。
ただ、今は仕事が忙しくあまりジムに通えていないだけです。
言い訳ですね…すみません。

「なんだ、弱いやつの話聞いても意味ないよ。」と思った方、ちょっと待ってください。
本題はここからなんです。
リングの上に立つだけで頭が真っ白になっていた私がキックボクシングの試合で
戦えるまでになったのです。
それってすごいことじゃないですか?
私のような臆病者がどうやって試合に出られるまでになったのか、ちょっとくらい気になりませんか?
同じような悩みを抱えている方がもしいらっしゃったら、かなり参考になると思います。
それでは本題に入ります。
37才になり、金銭的にも時間的にも余裕ができた私は趣味が無いことに悩んでおりました。
格闘技を趣味にしたいとは思っていたのですが、昔からの恐怖心は消えておりませんでした。
「どうせ初めてもまた2か月で辞めちゃうんだろうな。お金もったいないよな。
でも、もしかしたら人生変わるかもしれない!ダメ元でもう一回だけ挑戦してみるか!」
この決意が私の人生を大きく変えることとなりました。
それではここからは実際に私がやってきたことを順を追って記述させて頂きます。

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