【導入編】ワキガ手術（保険適用）レポ①【やってよかった】
はじめに
初めまして。かゆみちゃんと申します。
この度ワキガ皮弁法（剪除法）手術を受けてきましたので、日記的に残しておきます。
これから手術を受ける方、手術を考えている方の参考になれば幸いです。
この記事を導入編とし、カウンセリング編、右脇編、左脇編、まとめ編と5つに分けて記録する予定です。
noteの規約に引っ掛からなければ傷跡の写真もアップしますので、苦手な方はご注意ください。（その際はワンクッション置きます。）
5つに分けますが、最低限まとめ編だけ読んでいただければ時短になるような書き方をしようと思います。5つ読んでいただけたら詳細な流れや体験レポがわかる！という感じに書きます。
そもそもワキガってなんやねん
私たちの体には、汗を分泌する組織「汗腺」があります。この汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2つの種類があり、このうちアポクリン汗腺から分泌される汗がワキガの主な原因です。全員に起こるものではなく、アポクリン汗腺の数が多い人などに発生します。
ワキガはアポクリン汗腺から分泌される汗によって発生します。アポクリン汗腺から分泌される汗にはタンパク質や脂質等の有機酸が含まれており、それが腋に存在する常在菌により分解されることで、あの独特の嫌なニオイが発生するのです。
要するにアポクリン汗腺とやらが悪さをしている訳ですね。
アポクリン汗腺の量と臭いの強さは比例します。私自身も左右差が臭いのありましたが、強い臭い側の方が汗腺も多かったです。
ワキガ軽減には四つの方法がある
ワキガ解決に乗り出すにあたって調べたことをまとめます。
クリニックのHPやカウンセリングで得た情報を素人がざっくりまとめたものですので、気になる施術はご自身できちんと調べてお医者さんにも聞いてみてください。
①デオドラント
ボディソープ、制汗剤、ボディシートなどで体外から匂いを抑える方法ですね。
この記事を読んでくださっている方は皆さん何かしらお持ちだと思いますし、ご自身のワキガを認知してらっしゃる方は自分にあった製品をかなり研究されているのではないでしょうか。
ドラストやコンビニで気軽に入手できます。最近だと強力な海外製も入手しやすいです。
香水とデオドラント製品は異なりますので、間違ってもワキガ臭と香水のマリアージュはしないでください。
根本的解決にはならずあくまでも対処療法的というか、まあ人に迷惑かけず自分も気にならなければいいかなっていう方法じゃないでしょうか。
②脇ボトックス
ボトックス注射によって汗の量を減らし、それに伴い臭いも減る、という方法です。ダウンタイムはほぼありませんが、効果の実感までには数日〜1週間程度かかるとのことです。効果は永久に持続するわけではなく、半年ほどです。こちらも根本的解決とは言い難いです。薬剤や単位数によって値段が異なります。
大体1〜5万円ぐらいじゃないでしょうか。
③ミラドライ
脇にマイクロ波を当てて、汗腺を破壊する方法です。根本的解決ですね。
アポクリン腺、エクリン腺どちらも破壊するので多汗症の治療にも用いられます。
基本的には1回当てれば済むけれど、重度の方は回数を重ねないといけないようです。
こちらもダウンタイムは短く日常生活にほぼ影響はないとのこと。
大体20〜40万円ぐらいです。
④皮弁法/剪除法手術
今回私が受けた手術です。皮弁法も剪除法も名前が違うだけでやることは一緒です。（以降皮弁法と呼び方を統一します。）
脇にメスをいれ、切開部から皮膚をめくり目視でアポクリン腺を切除します。
この方法も根本的解決になりますね。ただダウンタイムが長く、10〜14日の固定が必要となります。切開するので傷になります。
臭いの度合いによっては保険適用になります。保険適用で5万ぐらい。
私のワキガの度合い（参考までに）
親がワキガでがっつり遺伝しました。
耳垢は湿っていて、Tシャツの脇は一夏着ればほんのり黄色くなります。
臭いに左右差があって、右脇からワキガ臭がします。
左からは基本的にはしないのですが、体感としてストレスが溜まっているときや、不摂生が続いているときにほのかにかおってきます。
ちなみにTシャツが黄色くなるのも右側のみです。
お風呂上がりでもわずかに汗ばむ程度でほんのり臭いがします。
人に指摘されたのは2度です。
1度目は母親から小学生の時に「お父さんがワキガだからもしかしてと思って脱いだ服を嗅いでみたけど・・・ちょっと脇も嗅がせて？うん、やっぱりワキガね。」と教えられ、デオドラント製品を買い与えてもらっていました。
母のおかげで学校生活では臭いの指摘されませんでしたが、学校にエイトフォーのロールオンorデオナチュレソフトストーンを隠し持っていくのが大変でした。（没収されるので）
2度目は20代前半の時に付き合っていた元彼から。真夏でした。
脱いだ羽織をその辺に置いておいたら、なんとなくそれを着た元彼が「くっさ！！！！！ワキガのニオイすんだけど！！！！」泣きました。
指摘されるまでは朝イチ&自分で気になる時のみコンビニでボディシートを調達しケアをしていましたが、元彼に指摘されて以降は、ギャッツビーのボディシートとエイトフォーのロールオンを常に持ち歩き、ちょっと汗をかいたらお手洗いに行きケア、という感じで過ごしていました。
術後2ヶ月経った今は、ロールオンすら塗らなくても汗さえかかなければ無臭と言っても過言ではないです。
日によっては汗をかいても臭いはしません。逆にいうと日によっては汗をかくと少し臭いますが、手術前の10分の1ぐらいではないでしょうか。
なんで皮弁法にしたのか
「根本的解決になる方法で、一番安かったから」
これに尽きます。
今まではデオドラント製品を持ち歩いてこまめに脇を拭いたりしていたのですが、5万で解放されるなら安いモンだな！と即決でした。
デオドラントだってチリツモでいつかは5万は超えるし。
仕事柄ダウンタイムでも仕事に支障がなかったので、安いに越したことはないなと。脇の下だから傷が残っても別にいいやという考えでした。
カウンセリングレポ
次の記事からカウンセリングレポをします。
1院で即決するのは怖くて2院いったので、比較しながら書きますね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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