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ゆううつのタネ②~減らし方~

ゆううつのタネを減らすには?

①”ゆううつのタネ”を確認する習慣やめる

無意識でやっていることなので、気が付くと検品をしています。

ただ、気づいたところですぐやめます。

ポイントは、『また確認してしまった』ということを責めて新たなタネにしないこと。
これまでずっとしてきた習慣なので、いきなり完璧にやめるのは難しいです。

まずは回数を減らす、ということを意識すると「今日は少し減らせた」となるので、落ち込まずに済みます。

徐々に減らせればそれでOKだと思っています。


②好きなことをして忙しくする

少々荒療治的ではありますが、要は別の事で頭をいっぱいにするということです。

”ゆううつのタネ”の確認作業ができないほど、色々なことをやって別のことで頭の中をいっぱいにしていると、自然とゆううつなことを考える時間が減ります。

ただし、仕事やストレスがかかることで忙しくすると次から次へとタネが増えていき、確認作業をする必要がないほどタネでいっぱいになってしまいますので、あくまでも『好きなことをして』忙しくする、がポイントだと思っています。

私の場合は、韓国ドラマを見る、料理を作る、にしていました。

ドラマの場合は、先が気になるサスペンス系などを見ていると、次の展開が気になって、頭の中を『次のエピソードはどんなかな?』で大半を占めることが可能になります。

それから、手先を使う作業を行うと他の事を考えづらくて良いです。

手芸などがおすすめのようですが、私は手芸が苦手なので、料理をよくします。料理は、段取りを考えながら進めていくので集中できますし、何より、出来上がりや食べることを創造してハッピーな気持ちになります。

それがとてもよかったと思っています。

少しずつ変わっていく心の中

初めは難しくても、だんだんと”ゆううつのタネ”を検品する回数を減らしていくうちに、検品しないことが普通になっていきます。

それまでは、毎日、いや、数時間ごとに無意識にやっていたことなので、やらないとなんとなく気持ち悪いという習慣になっていました。

以前、教えてもらったことがあるのですが、習慣というのはやらないと気持ち悪い、ことなんだそうです。
例えば、歯を磨かないで寝ると気持ち悪いので、磨かないで寝てしまったら、途中で起きてでも歯を磨こうとしますよね?

『やらないとなんだか落ち着かない、気持ち悪い』というところまでなったら、習慣になったと思って良いそうです。

そう、”ゆううつのタネ”の検品することが、習慣になってしまったのです。

毎日やっていた検品を急にやめたり、回数を減らしたりすると、歯を磨いてないような感覚、なんとなく落ち着かない気持ちになります。
でも、『それでいいんだ』と言い聞かせていくと、だんだんと検品しなくても大丈夫になっていきました。

”ゆううつなタネ”があったって良い

一番、大きな気持ちの変化は、『”ゆううつなタネ”があったって良い』と考えるようになったことです。
これまでは、”ゆううつなタネ”が一つもないことが、良い!と思いこみ、ゼロにすることを目指していました。

でも、家族や友達と話していて気づいたんです。
みんな、一つや二つ、絶え間なく”ゆううつのタネ”を抱えて生活しているんだな、ということに。

そう思うと、”ゆううつなタネ”があっても別に良いと思い、それを一つ一つ確認することが面倒くさくなってきました。

今も、時々”ゆううつなタネ”の検品をしてしまうことがあります。
検品が必要な時もあると思います。

検品をしてしまう自分も、ゆううつが心にある自分も、
「まあ、いいか」となんとなくで感じ取ることができるようになったのが、
私の変化かな、と思います。







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