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思ったより、親を見ているのね

サバのたっちゃん

「どじょうがでてきてこんにちは ほっちゃんいっしょにあそびましょう」

幼稚園で覚えてきた「どんぐりころころ」。得意げに熱唱している息子に、「ほっちゃんじゃなくて、ぼっちゃんじゃないの?」と尋ねました。すると、頑なに「ほっちゃん」の存在を主張。どうやら「ほっちゃん」は、いつもかわいいスカートをはいている女の子なんだそう。てっきり、坊主頭の男の子だとばかり思っていたよ。またある日。「給食で何を食べたの?」の問いに、「さばのたっちゃん」と即答。イカのよっちゃんが知っているけど、たっちゃんって誰?しかも、ちょっと興味をそそるメニューじゃん。

入園から2ヵ月。最近やっと園での出来事や仲良くなったお友だちのことを教えてくれるようになりました。入園前の心配はどこへやら。元気よく登園し、いいことも、覚えて欲しくない言葉もたくさん吸収して帰ってきます。おかげで下の娘も急成長。トレイデビューしたお兄ちゃんの真似をしてオムツ片手にトイレに入ったり、靴を履こうとしたり、「こんにちは」「さようなら」のご挨拶もばっちりです。

よく見て育て

「子どもは言われたことはやらない。見たことを真似る」

まさにその通り。1人目の時は「しっかり育てなくては」の気持ちが強すぎて、正しいやり方、やってほしい順番を、しつこいくらい言葉で伝えていました。でも、「世界は俺を中心に回っているぜ!」という幼児相手に言葉だけで伝えることなんてできないんです。結局、「なんでわからないの!」「何回同じことを言わせるの!」と子育てNGワードを連発。だから、何かを言いたくなったときは、「これはしつけ?それともコントロール?」と少し冷静になるように気をつけています(もちろん毎回はできません)。たまに無の境地に入る私をみて、「ママ、疲れてる時はアレだね」とノンカフェインの栄養ドリンクを指さす息子。ちなみに、パパが疲れているときは、赤い牛が描かれたエナジードリンクをご指名してくれます。思っている以上に、親の姿は見られている。頼むから、それは真似しないで、ということばかりで困っています。


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