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スマナサーラ老師 良い死に方

個人には無数の業があります。その量はほぼ同じなんです。
生まれたときには一個の業があてられるんです。

業には開き直って生きてみる。
ぐづぐづと文句を言わない。
自分の人格を壊すのは良くないです。 このような感じです。

日本テーラワーダ仏教協会 公式チャンネル さん、ありがとうございます。

2021年10月21日(木)
アルボムッレ・スマナサーラ長老の初期仏教Q&A@ゴータミー精舎から抜き出しました。
(日本語字幕作成:菊池まどかさん) Q:仏教的に見た良い死に方 仏教で【自殺】は悪い死に方だと学びましたので、逆に仏教で推奨される【良い死に方】を伺いたいです。
ちなみに《餓死》は悪い死に方ですか? 
現在、私は40歳代前半ですが、
数年前から「もう私には先がない!明日死ぬかも? 
早く私物の整理をしなくては!」と常に脅迫観念にかられた日々を送っています。
又、最近、持病の悪化にコロナ禍が重なり、徐々に自力で生きていけなくなって来ました。意欲もかなり減退しました。
医師からワクチン接種を止められ、生活に制限がかかり、今は助けてくれる人の支えでかろうじて生きていますが、最後は【餓死】しそうです。
万策が尽きました。
日頃、希望は一切持たずに過ごしていますが、『死にたい!』と『死にたくない!』が入り混じっている感じがします。

■スマナサーラ長老のプロフィール アルボムッレ・スマナサーラ長老(Alubomulle Sumanasara Thero) テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月スリランカ生まれ。13歳で出家得度。
国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。
1980年に国費留学生として来日。
駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で仏教伝道と瞑想指導に従事する。
他にNHK教育テレビ「心の時代」出演、朝日カルチャーセンター講師などを務める。『ブッダの幸福論』『無常の見方』『怒らないこと』(和文)『Freedom from Anger』(英文)など著書多数。

良い死に方ーー輪廻ガチャには期待しちゃダメ! スマナサーラ長老の初期仏教Q&A|ブッダの智慧で答えます(一問一答)




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