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河北省蔚县

北京から西へ車で3時間ほどの場所にある蔚县(うつけん)へ行った。中国の行政単位は上から省、市、県、郷となっている。この県には唐代(700年代)の古い街並みが残っている暖泉古鎮という村があるので行ってみた次第。
https://w.wiki/8kTB

Wikipediaを見ると風力発電の写真が出ているが、道中、高速道路で風力発電の羽根をトラックで輸送しているのを見た。トラックに積載して高速道路を走っている姿はあまりにも長いので異様だった。この辺は風力発電機が多く設置されている。最近知ったのだが中国の発電量に占める自然エネルギーの割合は、日本よりはるかに高く、日本は大いに習うべきだと感じている。

50㍍はあろう風力発電機のブレード
高速道路でトラック輸送するんですね
蔚县
南安寺塔

蔚县についてまずはこの地のランドマーク的存在である南安寺塔なる遼朝時代の(916年-1125年)仏塔を訪れた。高さ32メートルほどのこの塔はいつ建設されたのか調べてもはっきり書かれた物を見つけられなかった。年末に訪れる人はほとんどいなかった。
その後で、この街の目抜き通りを歩いてみた。ショッピングモールがあったので入ってみると、北京とは違う地方都市の20年位前の雰囲気。防寒下着屋さんだらけという印象。道を歩けば凍てついた鶏売りがいたり干し柿屋さんがいたり面白い。

20年前の北京的な商城の売り場
この日の気温はマイナス13℃
凍てついた鶏が売っていた
気の良い干し柿屋さん
昼食には羊豆腐鍋、チャーハン
非常に美味しいです
ダンボール箱にパンが山積み
零下だからこういう売り方ができるのだとか
焼き芋屋さん

通りにおもちゃ屋があり、入ってみた。目を引いたのはLEGOチックなブロック玩具。下の写真のように天安門セットがある。この晢高というメーカーはかなり攻めた商品ラインアップを有している様でコレクションしたいという衝動にかられている。

LEGO的な?天安門とは欲しくなる
暖泉古鎮はこういう所です
豆腐屋さん
豆腐屋さんではこういう硬めの豆腐が作られていた
カマボコくらいの硬さで薄く塩味で美味い
日本語の説明があることに驚き

今回少し足を伸ばして郊外へ行ってみた。北京の様な大都市とは全く異なる人々の生活や街並みに触れたのは非常に面白い。早くこちらのトイレに慣れたいものだ。

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