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圆明园と凍ってる亮馬河

初めて円明園に行ってみた。西太后が整備した、義和団事変で日露を含む八カ国連合に園内の宮殿が破壊された遺跡が残っている、程度の知識しか無いが一度は見ておこうと思い立って零下の日曜の朝に出かけてみた。
円明園へはDIDIなるタクシーアプリでハイソカーを呼んで向かった。

ベンツで移動

当地の車のサンルーフ率は非常に高い気がする。高級車の必須アイテムなのかもしれない。今回の様にDIDIで豪華車を選ぶとベンツか紅旗(高級国産ブランド)かアウディが来る。DIDIでレクサスは見たことがない。豪華車のサービスとして、ミネラルウォーターと炭酸水が一本ずつ、運転手によるドアの開閉サービスがつく。私はドア開閉は自身でやってしまうが水は2本ともいつも持ち帰る。さて、25分ほど乗って円明園の南門に到着。タクシー代はだいたい三千円位。
入場してすぐに吹糖人などの店があり、のぞいてみる。飴をガラス細工の様に吹いて鳥などに造形する。

飴を吹いて形を作る
飴屋の隣で売られているシュールな形の人形たち

しばらく歩くと凍てついた池が散在している。そして私は犬ぞりを見つけた。年末に紫竹院公園で目撃した犬ぞりだ。二組しか乗っていない。犬ぞりなどアイスランドやアラスカにでも行かない限りは乗れない。北京ならば20分二千円で体験できる、しかも時間帯が早いせいか今なら並ばずとも良い。果たして私は北京円明園なる世界遺産で犬ぞり体験をした。

タロとジロは機械の如く(?)走る
素直にとても楽しい😃

小腹が空いて売店でソーセージをパクつく。初めて食べたが見た目どおりスパイシーで美味しい。

中国の観光地ではメジャーな品

目的地の遺跡群に向かう途中に雪上遊園地があった。大晦日の紫竹院公園と同様ではあるが、こちらには戦車があった。

キャタピラは飾りではなく駆動力である
戦車操縦をこの年齢から叩き込む

中国の国力の凄さをこんなところで見せつけられるとは。さて遺跡ゾーンに到着。

十二支の噴水があった宮殿跡
迷路があり、昔は皇帝様のお戯れに使われたとか
十二支噴水のレプリカ

円明園、壮大な庭園を作るのにお金をかけ過ぎて清朝が滅ぶことになる訳だが、そんな浪費の跡を私たちは今見て楽しむことが出来る。円明園、また来てみたい。
円明園を後にして亮馬河に立ち寄った。川が凍っていてどんな様子か見たかった。

亮馬河
バキバキに凍ってます

厚く凍った川で人々が遊んでいたので私も川に降りてみた。アイスホッケーに興じている白人三人に話しかけてみたらオーストラリアから来ていると。オーストラリアの雪が多い地域らしい。二週間後には長野へスキーしに行くとか。

アイスホッケー親子
左から次男、父、長男。長男と次男の年齢差が気になる

軽く国際交流を果たした後はもう一つ見たいものがあった。寒中水泳である。

いたよ〜
帽子必要?

川の氷が一部撤去してある場所で寒中水泳は行われていた。中には白人も一人参加していた。すげ〜。私も来年は挑戦したい(嘘)。
面白いものをたくさん見れた良い一日でした。

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