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おはようございます、
相談室escort管理人の池田です。

グリーフ(悲嘆)にはさまざまな表出がみられます。

『次回は「複雑な悲嘆を発見する手がかり」をお伝えします。』と
していましたが、もうひとつお伝えしたいことがありました・・・

今回は「抑圧された悲嘆」を紹介したいと思います。

抑圧された悲嘆とは
仮面をつけたかのように、目に見える形では表されない悲嘆のことです。

悲嘆の感情を出さず、表面的にはうまく適応しているように見えます。
過剰な悲嘆の特徴は、
・他者に助けを求めない
・他の人が死別について話そうとしているのを嫌がったり、辞めさせようとする
・故人のことを思い出すと過剰に不安になり、怒りや緊張を強めることがある


この抑圧された悲嘆は、死別のプロセスとしてはごく最初の「心理的容認」の段階にとどまっている状態です。

思春期だと非行行為などの反社会的行動として表されることもあります。

抑圧された悲嘆は、悲嘆の回復を遅らせてしまう恐れがあります。

これまで「遅延化した悲嘆」「過剰な悲嘆」「抑圧された悲嘆」をお伝えしてきました。


こういった複雑な悲嘆は話をじっくりお聴きしこちらから尋ねることでようやく悲嘆の感情を打ち明けられます。

なのでご本人も今抱えているしんどさが、悲嘆からきていると気づきにくいんですよね。

その兆候を見逃さないために複雑な悲嘆を発見する手がかりを次回お伝えしたいと思います。


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こういった想いをひとりで抱えていませんか?
▶︎大切な存在を亡くして毎日泣いている
▶︎自分の気持ち(悲しい、寂しいなど)を誰にも話せない
▶︎大切な存在がなくなったことが信じられない、受け止められない
▶︎何もする気がおきない
▶︎生きている自分を責めてしまい、悲しむことさえ申し訳ないと思う
▶︎喪失によるトラウマで苦しんでいる
▶︎生きづらさを感じている
▶︎生きる意味が見出せない

このような方がいらっしゃったら、ぜひお話ししてみませんか?

相談室escort
https://escort-room-grief.amebaownd.com


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