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# 『生き方』(稲盛和夫)のレビュー

## 本の基本情報

- 著者:稲盛和夫
- タイトル:生き方―人間として一番大切なこと
- 出版年:1995年
- ジャンル:自己啓発、経営哲学

## 本の内容の要約

この本は、京セラやKDDIの創業者であり、日本航空の再建にも貢献した実業家・稲盛和夫さんが、自らの人生経験や経営哲学をもとに、人間として一番大切なことを語ったものです。

2004年の刊行以来、日本だけではなく世界でも読み続けられているロングセラーの 自己啓発本です。『ロングセラーであること』と、『人間として一番大切なこと』に興味が湧き、読んでみようと思い読んでみました。

嘘をつかない、他人に優しくするなど、人として大切なことでありながら、忙しい日々の中でつい忘れてしまうことを思い出させてくれる一冊です。 また、「人生・仕事の結果」が「考え方 × 熱意 × 能力」の式で導かれるなど、 成果をあげる上で大切なポイントを、実業家ゆえの説得力をもって伝えてくれる本です。 うちの会社の社長が、指導をする際に「人生・仕事の結果」が「考え方 × 熱意 × 能力」と似たお話しをよくされますが、この本を読んで「同じようなことを言っている!」と正直驚きました。 中でも、社長が一番力を入れているのが、「考え方 × 熱意 × 能力」の中の【熱意】です! 【熱意】は、【人に伝える力】や【人の心を動かす】ことにおいて、とても重要です。 自分は、口下手で、あまり自分から話すのが得意ではありませんが、 【話せる人】に憧れてしまいます(笑) 今、何が自分には足りないかを気付かさせられる一冊でした。

ざっくりとこの本をご紹介しますと、
・世界的企業の創業者ゆえの説得力ある言葉が印象に残る自己啓発本である。
・成果を出すには何が必要かを知ることができる自己啓発本である。
・つい忘れてしまいがちな人として大切なことを思い出させてくれる自己啓発本である。
という内容になっています。 興味をお持ちになって頂けましたら、是非、読んでみてください!

この本を読んで、平凡な毎日に刺激をもらい、ポジティブな気持ちと 【自分の生き方】について心新たに、前向きに努力していこうという気持ちになりました。 ビジネスパーソンは、必読の一冊だと思いますし、忙しい現代を生きる全ての人におすすめしたい自己啓発本です。 毎日を楽しく、キラキラと輝く日常にしていきましょう!

## 本の評価

この本の強みは、稲盛さんの生き方や経営哲学が、具体的で分かりやすく、かつ説得力があるということです。稲盛さんは、自分の言葉だけでなく、西郷隆盛や松下幸之助などの偉人の言葉や、盛和塾の塾生の声なども引用して、自分の考えを補強しています。

また、この本の強みは、稲盛さんの人間性が感じられるということです。稲盛さんは、自分の成功や功績を誇るのではなく、自分の失敗や苦労を率直に認めて、それを乗り越えた過程を赤裸々に語っています。その姿勢は、読者に親近感や共感を与えます。

この本の弱みは、稲盛さんの考え方が、ある程度の人生経験や価値観を持っている人には響くかもしれませんが、若い人や異なる文化や思想を持つ人には、受け入れがたい部分もあるかもしれないということです。たとえば、稲盛さんは、魂や神様の存在を前提としていますが、それに疑問を持つ人もいるでしょう。

また、この本の弱みは、稲盛さんの提唱する生き方や経営哲学が、現代の社会や環境に合っているかどうかという点について、十分な検証や更新がされていないということです。たとえば、稲盛さんは、欲や利益を追求することを否定していますが、それが本当に正しいかどうかという議論はあります。

## 自分の感想やおすすめの理由

私は、この本を読んで、稲盛さんの生き方や経営哲学に感銘を受けました。稲盛さんは、自分の信念を貫き、自分の運命を切り開き、自分の魂を磨き続けた人だと思います。その姿勢は、私にとっても大きな刺激となりました。

私は、この本を、人生に迷っている人や、自分の可能性を広げたい人におすすめします。この本を読めば、生きていく上で必要な「人生の指針」がわかると思います。また、この本を読めば、稲盛さんのように、自分の夢や目標に向かって、ど真剣に生きることの素晴らしさを感じると思います。

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