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観葉植物を選ぶときに絶対に守るべき2つのこと(結果的に1つだった)

植物を選ぶ際に大事なことが2つあります。

その1つは、置き場所に合う植物を選ぶこと。

「置き場所に合う」というのは、インテリアにマッチするかどうかではありません。そこらへんは勝手にやってください。

ここでいう「置き場所に合う植物」というのは、光がどれくらい当たる場所に置く植物なのか?ということです。

置き場所がもう決まっているのであれば、その場所の明るさ。
逆に「この植物を育てたい」というのがあるのであれば、これくらいの明るさの場所で育ててくださいね。と、そういった話です。

もう一度言いますが、植物を選ぶにあたって最も大事なことは置き場所。
今後の植物ライフがハッピーなものになるか、それともサッドストーリーになるか、全てがこの植物選び(置き場所選び)に懸かっているといっても過言ではないかもしれませんし、過言かもしれません。


話変わって
植物を育てるときに一番必要なことは何だと思いますか?

『それは愛情』

そう思っちゃった人は自分の愚かさを悔やみながら、ひとまずこの先正座して読んでください。

植物に愛情を注いだところで、なんにも返ってきません。

愛は奪うでも与えるでもなく、気づいたらそこにあるものだと、ミスチルもいってましたので。

それはさておき、植物が最も欲しているものは、あなたの愛情ではなく光です。

植物がなぜドンドン背を高くするのか?
なぜ枝を広げるのか?

光を求めているからです。

植物にとっての光は、人間で言うお金(または仕事)のようなものです。
お金になる仕事を求めて、誰よりも枝を伸ばし葉を広げるのです。

なので、
植物を選ぶ時に一番大事なことは<置き場所の明るさ>です。

例えばリビングに植物を置きたいのなら、その場所がどの程度の明るさがあるのか、それが選ぶ基準になります。
明るければ明るいだけ、選べる植物の選択肢は増えます。
逆に暗くなれば暗くなるだけ選択肢は減り、最終的にどんな植物でも育たない(枯れる)ことになります。

大雑把に言えば、室内だったら明るきゃ明るいだけ良いです。
光が強すぎると<葉焼け>という事が起きることもありますが、よっぽどロサンゼルスみたいな間取りだったり、管理方法がズボラでない限り大丈夫です。

じゃあ、明るくないと全部ダメかというと、なんとか出来なくもないです。

種類によって、どれくらい光が必要かは変わってきます。

光が弱いところでも大丈夫なものもあるし、<頑張れば>大丈夫なものもあります。

「暗いところで大丈夫な種類は〜』と書くとキリないので、一つわかりやすいとこでいうと、
『木』ではなく『草』のもの。

『木』と『草』の定義は説明がめんどくさいので省きますが、要するに、<大きい植物か?小さい植物か?>ということ。

ただしこれは、今現在大きいかどうかではなく、種として大きいかどうか。

例えば人間とキリン。
子キリンは小さいけれど、大人になったらデカイ。
人間は180センチくらいが完成形でキリンさんは(わかんないけど予想)4~5メートルくらい。

本来大きくなる植物は光が必要で、将来的にもそれほど大きくならない植物は光はある程度で大丈夫。
そもそも大きくならない植物は少ない光で生きていけるようになってるのです。

なぜなら、完成系でも小さい植物は元々森の中の地面で育っています。
他の背の高い植物に光を遮られて、それほど日光の当たらないであろう場所で生きていけるようになっているからです。(砂漠とかの植物は別)

<頑張れば大丈夫>系のものは、種類というよりもあなたの努力しだい。
週に何日か光に当たる場所に移動するとか、そういう事ができればかなり違います。
(週に1回でも1日に少しの時間でも、やらないよりはずっと良いです)

また、これは上級テクになりますが、上手に管理すれば多少の環境の悪さはカバーできます(きっとコレを読んでいる人には無理)。

毒舌の罰として、明るい場所でないとダメか、多少暗くても大丈夫か、植物を知らない人でもある程度目安になる選び方をお教えします。
あくまで傾向であって、これだけで判断するのはリスキーなので目安として知っておいてください。

暗いところが苦手→葉が細かくて沢山ついている種類
(ゲッキツ・エバーフレッシュ・フランスゴムなど)

暗いところに強め→葉の色が濃くて厚みがあるもの
(シェフレラ・ツピタンサスなど)

中間くらい→名前が「フィカス〇〇」
(フィカスアルテシマ・フィカスベンガレンシスなど。例外あり注意)

きっと、私が頑張ってこれを書いても、読んだだけでわかることでもないことは知っています。

植物選びで大事なのは信頼できるショップに行って(例えばLUFFとか)、『こんな場所に置きたいんだけど、どんなのがいい?』と聞くことです。

『午前中は日が直接あたるよ』とか、『直接日光当たらないけど、この店内よりは明るいよ』とか、『ほぼ、外です』とか・・・

明るさなどは言葉ではなかなか伝えづらいと思いますが、具体的であればあるだけ判断しやすくなります。
写真などもあるといいですね(午前・午後の写真なんてあったら最高。握手求めるかもしれない)

そういう情報を教えて貰えれば、こんな私でも上手にオススメできますので。

<丈夫に育つかどうか>は<置き場所が適切かどうか>とほぼ同義ですので、最初の植物選びでコケないように気をつけてくださいね。

☆☆☆☆☆
ゲッキツ(シルクジャスミン)
ジャボチカバ
フランスゴム(斑入)
フィカスベンジャミン
フィカスバロック

☆☆☆☆★
エバーフレッシュ
フランスゴム(緑葉)
フィカス・ウンベラータ
パンダガジュマル
センカクガジュマル

☆☆☆★★
フィカス・ベンガレンシス
フィカス・アルテシマ
カシワバゴム
インドボダイジュ

☆☆★★★
フィカス・エラスティカ
シェフレラ
ツピタンサス
ドラセナ・コンパクタ
プテリス
ポリシャス

☆★★★★
フィロデンドロン
モンステラ
アグラオネマ

ちゃんと説明しないまま急に書いてしまいましたが、わかりますね?
☆が多いのは明るい場所推奨
★が多いのは暗い場所にも強め
の代表的な植物書いてみました。
参考までに。


読み返して気づきましたが、冒頭『大事なことは2つ』と言ったのに1つしか見当たりませんね。
もう1つはなんだったんでしょう。思い出せません…

もしかしたら『大事なことってなんだっただろう?』と考えることが大事なことなのかもしれませんね。

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