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エバーフレッシュをマルハゲにして植え替えてみた

お店にあったエバーフレッシュの調子が悪く、さらにはハダニがついてしまった。
こんな某インテリアショップに並んでる観葉植物みたいな状態じゃ売り物にならん、ということで植え替えをすることに。

ハダニのせいで色が抜けてしまったエバ ちくしょう!

先に言っておきますが、植え替えをすれば調子の悪い植物が回復するわけではありません。
なんなら、どちらかといえばリスクがあるくらいです。

あなたが調子悪い植物に対してやれる事は(ほとんどの場合)環境をよくすることのみです。

それでも今回植え替えを決意したのは、ヒマだったからです。
(暑さと雨は花屋さんには本当にキツイのよ。潰れるからね?)

あとは長年の経験と知識と勘を以て、植え替えしたときのリスク
(手間・コスト・逆に調子悪くなる)とメリット(元気になる•見た目良くなる•楽しい)を天秤にかけたところ、「まぁやった方がいいでしょ」という結論だったので。


というわけで。
コレが↓

ぱっと見いい感じなんだけどね

↓こうなっちゃいました

ハゲとるやないかい

8号というサイズの鉢(土の部分は直径20×高さ24cm)だったものをサイズダウンして、土の部分を直径18×高さ17cm(規格的には6号かな)に小さくしてみました。(コレはなかなかチャレンジングなことです)

なんで小さくしたかというと、
1,大きい必要がなかったから
2,見た目的に小さくしたかったから
3,どこまで小さくできるのか攻めた植え替えスタイルがカッコいいから

3に関しては私の個人的な流儀なのであまり意味はないんですが、多くの場合鉢は大きいよりも小さい方が何かとメリットがあります。
軽いし、鉢カバーに入れるにしても選択肢増えるし、土が乾きやすいから根腐れのリスクが減るし。

デメリットとしては、バランスによっては倒れやすい点と土が乾きやすい点(大きい鉢に比べて相対的に水を頻繁にやらないといけない)。
あと、植物に対して鉢の比率が大きいとなんとなくダサい。

土が乾きやすいのはメリットでありデメリットでもありますが、個人的にはメリットと捉えてよい事だと思ってます。

ただし!

but、howeverです。
鉢のサイズダウンは世の中で最もリスクの高い行為の1つですので、素人は手を出さない方が賢明です。
素っ裸で首都高疾走するくらい危険なので、どちらもプロの方以外はやめといた方が無難です。

こんなに小さくしちゃって…他人がやってたら「あぁそれ枯れるやつぅ〜」って思っちゃう

葉っぱを全部刈り取ってマルハゲにした理由は、汚くなった葉っぱをリセットしたかったから。
今回みたいに虫がついて色が抜けたり、葉焼けとか何か理由があって茶色くなったりした葉っぱは原則元にはもどりません。
なので、元気になったとしても変色した葉っぱは変色したまま(まぁ元気になっていく過程で不要になって落ちる場合が多いけど)。

そんなんじゃ売り物にならないので今回は全て切り落としました。
今時期(6月後半)だしエバーフレッシュだし、数週間もすればあっという間に新しい葉っぱが出てくるでしょう。

サイズダウンのため切った根っこが再生してくるのに10日、芽吹き始めるのに5日、いい具合になるのに15日。1ヶ月後にはいい具合になっているはず

ただし!

これも決して推奨する行為ではありません。
まぁ大丈夫なんだけど、植物にとっては<良いこと>では無いです。まぁ大丈夫だけど。

葉っぱ全部切ってもらって、新しい綺麗な葉っぱ出したいんだろぉ?
嬉しいかぁ?嬉しいんだろうぉ?嬉しいって言ってみろぉ〜
というノリではなく、
「こっちの都合で悪いけど、一回葉っぱ切らせてもらうね。ちょっと嫌だろうけど大丈夫だよね?すまんね」
というような心づもりで臨んでいただきたいところです。

植物に余力があれば丸裸になってもあらたに芽吹くことができますが、極論、何度も繰り返し葉っぱを切り続けたら体力無くなって枯れます。

ちょっと見た目気に入らないし古くなってきたからアンタのタンスの中身全部捨てるね。
新しいの買って揃えて気分一新気持ちよくいこうよ、というのを強要されるようなものです。

お財布に余裕があれば綺麗で新しい服を揃えて再出発できますが、家計が厳しかったり、何度も買い直したりなんてことはできないですよね?
スッポンポンで生活して食事もできず社会的にも生物学的にも、ジ・エンドです。


というわけで、今回の<エバーフレッシュの植え替え with葉っぱ刈り取りマルハゲコース>はひとまず終了しました。
1ヶ月後どうなっているか楽しみですね。(今日は6月30日)

この後は屋外管理でガンガン直射日光に当てて再び売り物になるよう頑張って芽吹いてもらう予定です。
また途中経過かくかもしれません。

なんか質問あったら気軽に聞いてくださいね。

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