肉桂(ニッケイ)の木を伐採したよ!の巻
ご覧頂きありがとうございます。
先日、家の裏にある肉桂(ニッケイ)の木を伐採しました。
昭和20年、終戦時に植えられたというニッケイの木ですが、斜面にあり倒木の懸念がありましたので、泣く泣く伐採する運びとなりました。
ニッケイの樹皮や枝葉からはシナモンのよい香りがします。
昔は、となり村の小学生が、下校時に立ち寄りニッケイの樹皮を剥がし、
おやつ代わりにしゃぶっていた光景が思い出されます。
ここは山あいの小さな村なもので、駄菓子屋さんやコンビニがありませんので、自然の恵みも立派なおやつなのです。
いざ、伐採となると、
なんだかニッケイの木が可哀想な気がしまして・・・。
とはいえ倒木など事故があってからでは遅いので、知人から紹介された
職人さんに伐採を依頼しました。
作業は職人さんが木にのぼり、
枝を落とし、一本立ちの木にした後、上方から輪切りにして切り落としました。
当日、伐採している光景を見届けようと思いましたが、
危険を伴う作業なので、職人さんに気を使わせないよう、
わたしは家の中で過ごしました。
概ね伐採が終わったところで、切り落とした枝葉や木々を所有する林へ
運んでもらいまして、わたしも邪魔にならないよう運搬を手伝いました。
引き取って処分してもらうと、かなりの高額になるそうです。
運搬中に林の中を見渡すと、1枚の札が目に入りました。なんだろうと思い近づいてみると、「狩猟」と記した札が小枝にぶらさがっていました。
おそらく札の周辺には、鹿を捕獲する罠が仕掛けられていると思いまして、
運搬作業をされている方へ注意を促しました。
地権者の承諾なく罠を仕掛けるなんて、そんなことあるんですね。
人身事故が起きたら大変です。
追って行政へ確認してみましょう。
気分を変え、家に戻りまして、
伐採後、残された切り株だけを見た時、なんだか淋しく感じました。
ゴメンねニッケイさん
しばらくすれば、切り株から新しい芽(ひこばえ)が生えてくると
思いますので、大事に観察していこうと思います。
新芽を使いシナモンティーを作ってみたいです。
あらためて認識したこと
・家の近くには大きくなる木は植えません
・大木の伐採は高額となる 今回は13万円でした
・伐採時に出た枝葉や木々の運搬。処分も高額になる
・木にも命がある 安易に植えません
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