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能登半島地震から111日後の姿

4月21日、震災から111日後に能登半島へ行ってきました。目的は支援物資を届けること、震災から4か月もの日が過ぎようとしているのに一向に復旧の進まない姿を確認すること、そして能登半島の復旧に何か協力できることがないか考えたいという理由で東京から遠いところ来てくれた知り合いを案内するためです。
金沢を朝出発し、穴水、能登町、珠洲市、輪島市、志賀町を通るコースで回りました。
金沢から珠洲までは大体3時間弱。珠洲までは順調に行けるのですが、珠洲から輪島への道が通行止めのところが多く、大変手間取りました。

能登半島地図
穴水駅
穴水駅近くの倒壊した家
能登町にあるイカキング
珠洲市内の倒壊した家屋
珠洲市内の倒壊した家屋
学校の敷地を借りて行われたイベントにはたくさんの人
輪島市内を流れる川
がれき処理の進まない輪島市内
倒壊家屋はまだあの日のまま
輪島朝市の今の姿
割れた瓦と焦げた木が広がる朝市
倒れたビルの解体もまだ行われない

会社の同僚(金沢在住)に写真を見せたところ、「まだ片付いてないの?」と驚いていました。
同じ石川県民にも今の能登の状況はほとんど伝わってきません。
ローカルニュースでは「どこどこの店が営業再開をしました」「能登の学校が地震後に再開しました」「鉄道が再開しました」・・・とポジティブなニュースばかりで、実際の姿は全く放送されません。復旧が進んでいると思っている人が非常に多いのです。
僕はこれからも能登に足を運ぶことになると思いますが、少しでも能登の姿を金沢の人に伝えていきたいと思います。

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