ももも

好きなこと、好きでいるのむずかしい。
自分の輪郭なはずなのに、はわはわしているよ。

好きなひとの、過去の作品やログを漁って、このひとにこんな時期あったんだなをするのが好き。漁るというか潜る時間。逆行する時間。いま、あなたに追いつくからまっていてねの時間。
遡る時間って幸せだよ。恋人でも友人でも、目の前にいる人の昔の話を聞くのはたのしい。友だちの家族に会ったり、実家に遊びに行ったり、お墓参りをさせてもらったこともあるけれど、本当に幸せ。
いただきます、を教えてもらったときに、このお肉を育ててくれたひと、この野菜を育ててくれたひと、運んでくれたひと、料理してくれたひと、食べさせてくれるお父さんお母さん、みんなに感謝して、いただきますを言うんだよ、って保育園の先生に言われたのを覚えてる。たくさんを巡って目の前にある、そのことを想い、感謝する回路をつくってもらった。
友だちはいただきますじゃないけど、いただきますみたいな気持ちで、このひとを形作ってくれた環境、このひとに出会わせてくれた道、全部を想うと大変幸福になる。

この文章は、あるひとに向けて書いているよ。さっきまでログを遡ってたひと。痛々しさも残してくれたことに感謝して、アンサー文章だよ。

好きって気恥ずかしいし、好きでいるのには環境も重要だよね。わたしはいまいる場所ではあなたを好きなままでいられなさそうだよ。好きでいるために逃げたいくらいだよ。ほかに好きなものもないしね。盲信するにはこの環境は問いが多すぎるよ。早くそっちにいきたいな、ほんとうは。

どこにいて、何をしていたら、わたしはよりわたしなのかしらん。えりちゃんはこんなところにいるべきじゃないよって言われるし、実際あんまりしっくりきてないんだよね。もっと大喜利とかダジャレとか一発芸とか考えて暮らしたいよほんとうは。

わたしのわたしな部分、あなたにも預けているから、いなくなったりしないでね。たまに思い出したいから、自分を気に入っていたいから、たまには顔を見させてね。

あなたに出会った衝撃わすれない。もっと魔法をかけて!(呪文も可)

なにようの文章?じぶんようにきまってるじゃん侍

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