家〜イ‼︎ネズミ編
この家の登場人物は人間だけではない。
人間が出してる音ではない音が鳴り止まない季節もあったのだ。
生きるのに必死すぎて、あまり記憶がない。
まずはネズミにまつわるLINEのやりとりをお見せしたい。
緊迫感あるやりとりをご覧いただいた。
なんとなく状況は伝わったのではないかと思う。
・実家から送ってもらった米が食べられている
・キッチンの至る所が齧られている
・ドライヤーをしようとすると天井から音が聞こえる
・眠ろうとすると天井から走り回る・齧る音が聞こえる
・駆除後、キッチンにネズミの寝床を発見した
・悪臭がすると思ったらネズミの死骸だった(2022/11)
などなど
ネズミの脅威は凄まじかった。
今でこそカメムシ退治の術をいくつか持ち合わせている我々だが、当時は小さな虫一匹やっつけることができない、極めて弱い存在だった。住人だけではとても耐えられなかったが、いつも友だちが遊びにきてくれて、いっしょにいてくれたので、生きてこられた。
私たちは、たくさんのネズミと出会う中で、小さなネズミと大きなネズミがいることに気がついた。私たちは、小さなネズミにミッチー、大きなネズミにリンダと名付けた。私たちのペットだねと言って。
夜遅く、大学から帰ってきて、お腹を満たすためにキッチンに入ろうものなら、ミッチーかリンダに出会う。悲鳴が上がる。
私は、そんな夜に階段で歌った、リンダリンダリンダを一生忘れないよ。
ドブネズミみたいに
美しくなりたい
写真には写らない
美しさがあるから
予告編
ダスキンさんは我々の知らない場所までたくさんネズミ捕りを仕掛けてくれました。そのネズミ捕りに、冒険家の猫がうっかりかかってしまいました。
このお話の詳細も、いつかお届けできたらなと思っています。
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